#お金について考えていること
サラリーマンのお小遣いって月2.3万円ぐらいなんでしょう?
そんなの全然足りないわよ
飲み代だっているし、それに昼食代まで入れていたら趣味にまで使えないわ
釣りをしている人ならリールだって買えないわよ
コロナ以前はコンサートに行くのが趣味の、独身の人がそう言って
毎日一生懸命働いてる人に、もう少し好きにお金、使ってもらいたいものですが
国税庁の『民間給与実態統計調査』によると、令和2年、2020年の会社員(給与所得者)の平均給与は2年連続マイナスの433万円
男性、532万円、女性293万円
年収分布を見ると
4割弱が300万円以下
だそうです
90年代初頭、バブル経済が崩壊してデフレ、物価が下がってお金の価値が上がることですが、デフレだと経済活動が収縮して給料が下がり消費が抑えられる
そう言われるそうですが、実際30年給与水準があまり変わらず、最近はコロナのせいかマイナスのようです
月々の生活費がどれぐらいかかるかは、ご家庭によってちがうでしょうが、2020年の総務省の家計調査では、3人家族だと26万6689円、4人家族だと約30万円だそうです
月、2.3万円
いざと言う時の為にお金だって貯めたいわけで、それを思うとそうたくさんお小遣いに回せなくて
じゃあ、そのお小遣い、好きに使えているか?
インターネットを検索すると、お小遣いが月2.3万円、そういう記事もありましたが、2021年4月に行われた新生銀行の調査結果を見ると
男性会社員、前年より709円マイナスの38710円
女性会社員は微増の34398円
あれ、思ったよりある
と思われたかもですが、昼食代があって
男性会社員は前年より64円プラスで一日649円
女性会社員、7円増の590円
男性会社員の1ヶ月の飲み代平均は前年比1609円増の13299円
女性会社員は1252円増の9709円
週休二日で働いたとすると、昼食代と飲み代を引いて残る金額は
男性会社員、38710-(649×22)-13299=11133
女性会社員、34398-(590×22)-9709=11709
いくらも残らない気がして計算するの、やめようかと思いましたが、ぽちぽち電卓を叩いてみると、大体1万円ちょっと、という数字が出てきて
今は外出を控えられている人も多いでしょうが、旅行に行きたい、服が欲しい、ヨガを習いに行きたい、コンサートに行きたいとなると、割合すぐに消えてしまう額で
趣味、ある程度お金のかかるものですが
自分自身の趣味は音楽を聞くことです
ラジオ、テレビ、インターネット
ありがたいことに音楽は、いくらでも無料で聞くことが出来て
今なら動画サイトを開けば、日本だけでなく海外の音楽番組、コンサート、アーティストさんのインタビュー、ありとあらゆる物をスマホ一つで見ることが出来て
それも今のものだけでなく、100年近く前のレコードの曲まで聞くことが出来て、便利な時代になって
無料でも聞けますが、9000万曲が聞けるなど利便性がいいのか、今は月々定額で聞けるストリーミングサービスで聞かれる方が多いそうです
料金は大体月1000円程度
CDが1枚3000円ぐらいすることを思えば気軽で、買いに行く手間もなくすぐに聞けて、そういったこともあってか世界的にはストリーミングが主流だそうですが、でも日本ではまだCDが売れているそうです
昔から買ってきたから
たくさん買ってアイドルさんを応援したい
海外の作品で、歌詞の和訳や解説を読みたい
特典のポスターやDVDなどが欲しい
理由はいろいろでしょうが、一つは物を持つ良さ、かもしれません
ケースから出してCDをトレイに入れて再生する楽しみ
音質の良さ
CDは人の耳に聞こえない部分の音がカットしてあるといっても、たくさん流す為にさらに情報がカットされている配信などの圧縮音源に比べれば音が良くて
音の良さ
海外では音楽を聞く、ストリーミングかレコードで聞かれる方が多いようです
CDのような音のカットのないレコードはさらに音が良くて
ハイレゾもあるよ
ハイレゾも音がいいようですが、レコードはレコードの良さがあるようで、マニアさんはレコードにハマる人が多いようです
実際、レコードの売り上げは増えていて、2020年にはアメリカではレコードの売り上げがCDを抜き、日本でもこの10年で売り上げが10倍になっているそうです
レコード
音の良さだけでなくサイズも大きくて、ジャケット、アートワークを眺めたり、インテリアとして飾る楽しみもありますが、音楽ファンの方ならよくご存知でしょうが、コンサートなど、実際に生で聞く音はさらに良く、アーティストさんを直接見ることができたり、楽しみの多いもので
これだけ無料の物があふれているのに、お金を払ってわざわざレコードを買ったり、コンサートに出かけるのは、よりいい物を求めた結果ですね
コンサートのチケット、会場やアーティストさんによって違いますが、どれぐらいするものか調べてみると、チケット代を調べた記事があり、2020年、ドームで公演したアーティストさんは5組あって、
A、9900円
B、12100円
C、8800円
D、11000円
E、10000円
平均10360円だったそうです
コンサート、会場に行くまでの交通費、行けばコンサートグッズだって欲しくなるわけで、帰りにご飯だって食べたくなるかもで、昼食代を除けば月々使えるお小遣いが実質1万円程度だとすると
月、2.3万円じゃ足りないわよ
となるわけです
コンサート、コロナでなかなか開催出来なくて大打撃を受けていますが、この先コロナが終息して、またいい公演がたくさん出来ることを願いますが
どんな世界でもよりいいものを求めればお金がかかりますが、将来家を持つ、子供の教育資金、介護、病気など、ライフステージに合わせた備え、よりいいものを求めなくても、平凡に暮らしていてもある程度のお金は必要で、いざという時の為に貯めておくにこしたことはなくて
お金を貯めようと思ったら、無駄を出来るだけ省いて使わないか、収入を増やすかでしょうが、ある程度給料が固定されているサラリーマンの場合は使わないのも増やすのも限界があって
宝くじが当たったら!
夢がありますが、実際はもっと皆さん現実的なようです
毎月1万円ずつNISAを買っている、ちりも積もればよ
そう話してくれた非正規で働く人もいて、NISA、非課税制度のある少額投資ですが
投資、株式が一般的でしょうか?
この20年ぐらい、インターネットで手軽に買える時代になって始めた人も多いかもしれませんね
投資目的ではなくても株主が受けられるサービスの株主優待、例えばレストランのお食事券が欲しいとか、そんな理由で株を買われる方もいるでしょう
預けたお金以上の取り引きが出来る信用取引などは、大きく利益が望める分、値下がりした時は預けた以上のお金を払う必要が出てくることがあって、貯金しかしたことがない人にはハードルが高いでしょうが、貯金感覚で始められるものもあるようです
もう少し堅く、金貯金、毎月金を買っている人も周りにいますが
現金、不動産、株式などの証券類
この3つを柱に資産を持つといいと、昔、聞いたことがありますが、地震などの災害も多く、おまけにコロナもあって先がわからなくて
投資、自分自身は縁がないですが
備えあれば憂いなし
節約だけでなく少なくともお金の勉強はしておいても、いいかもしれないですね