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中小企業診断士養成課程(MBA) 入学から1ヵ月

2022年4月に大学院に入学してから1ヵ月が過ぎました。
ここには週一くらいで養成課程の内容を綴ろうと思っていましたが、全く余裕がなくてできませんでした。
GWに入ってようやく一息つけたところです。
そこで、これまでの1ヵ月のことを簡単にまとめておこうと思います。

カリキュラムについて

僕の受講する養成課程は、専門職大学院のMBAのいくつかあるプログラムの内の1つです。
他のプログラムと同様に色んな科目の中から必要修得単位数を満たさないと卒業できません。
しかし養成プログラムは特殊で、中小企業庁の定める標準モデルに従って指定された内容の科目を順番に履修していくことになっています。
そのため履修科目の大半は養成課程専門で、その他にMBA修了のための補完的な科目がプラスされます。
養成プログラムが最も過酷なのは間違いありません。
養成プログラムだけのために相当数の科目を新設して講師を呼んでいることから、大学院の本気度が伝わってきます。

養成課程の同級生について

養成課程の学生は全部で16人だけです。
これは実習のときに8人グループを2つ作るためと思われます。
男性が9割ほど占めていて、年齢は大体30~60代。
50代以上が過半数を占めています。
業界・業種も多岐にわたっていて、経営者や医者の人もいます。
管理職の人も多くいて、逆に僕のような一般職はあまりいません。
周りはみんな優秀で友好的なので色んな場面で助けてもらっています。
僕もみんなの役に立てるように精進しないといけません。

2年間、全ての講義を一緒に受けることになります。
5回ある企業診断実習も一緒です。
すでに一度飲み会にも参加して仲の良い関係だと思います。
発表などで恥をかいても乗り切れそうです。

少し気になるのは独立診断士を志向している人が少ないことです。
多くいれば僕もやってみようと背中を押してもらえるような、そんな他力本願な考えです。

これまでの講義と課題について

4月は「英語」「経営戦略全般」「財務・管理会計」「組織診断」の科目を受講しました。

英語は毎週水曜夜にあって終わるのは22時頃。
苦手科目なので辛いです。
養成課程で必要な科目ではなく、MBAで必修になっています。
できれば避けたかった。

他の科目は養成課程に沿っていて対中小企業を想定して進められました。
基本的に土曜の朝から晩まで1科目、日曜の昼から晩まで1科目、集中的に講義があります。

まだ養成課程の入り口で基礎の基礎の序の口。
しかしすでにいっぱいいっぱいです。
例えば、頻繁に行われるグループワーク。
色んな意見が出て散らかった内容をうまくまとめて発表することができない。ロジカルに話せない。
あとは課題。
なんとか期限内に提出できていますが、毎回時間がかかりすぎて予習復習する時間が持てない状況です。
GWで少し挽回できましたが、またすぐに回らなくなりそうです。

それでも講義自体は面白いです。
集中力が切れるとすぐに眠くなったりトイレに行きたくなったりするのですが、今のところその兆候は見られません。
課題に追われて寝不足のはずなのに講義のときは集中できています。
実践的な講義内容とグループワークのおかげだと思います。
興味を持って取り組めています。

いばらの道について

養成課程には家庭の事情や会社の繁忙期なんて関係ありません。
ガチガチにタイトに固められたスケジュールを休まずにこなしていかないといけません。
4月中旬にジョージの病気がうつって発熱や頭痛、咳が酷くてダウンしたときは最大のピンチでした。
水曜の英語はオンラインで自宅から出席。
土曜の経営戦略のときには少しの咳と体のダルさが残っているだけだったので、なんとか最後まで受けることができました。
(PCR検査は事前に受けて陰性でした)
課題も体を震わせながら、出来は別にしてなんとか終わらせました。

毎日課題に追われて休日は休みなく勉強。
どうして自分はこんなにつらい道を選択したのか。
どうして最後まで養成課程の入試を受けて奇跡的に合格したのか。
落ちていれば楽になれていたのではないか。
そう考えたのは1度や2度ではありません。
平日は12時には寝て6時半頃に起きる。
休日は家族とのんびり過ごす。
そんな日々をうらやましく思います。

ぼくはたまに向上心の塊になっていばらの道を選択してしまいます。
そしてつらくなって後悔する。
しかしその選択をしなかったらもっと後悔していたかもしれません。
今回も勢いに任せたところはありますが、きっとこの先に僕を助けてくれる選択をしたと信じます。
将来この選択をして心からよかったと思えるように今を生きます。

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