葉山芸術祭青空アート市part2
あっという間に2023年も5月も半ばを過ぎました。
つい先日まで寒い寒いと炬燵に潜り込んでいたのに、もう夏もすぐそこですね。
5月13,14日は神奈川県葉山で開催されていた葉山芸術祭青空アート市part2に参加してきました。
森山神社境内にクラフト作家さんが所狭しと並ぶ光景はまさに「お祭り」という雰囲気で、神社の神様も一緒に楽しんでいるように感じました。
初出店となるこのイベント、両日とも雨が降ったり止んだりという少しばかり残念な天候での開催でした。
今回はブースサイズが2m×2mという小さめサイズだったのでレイアウトもこじんまり。その分ギュッと詰めて展示しました。
毎年このイベントを楽しみにして来られるお客様も多いようで、雨天開催にも関わらず思いのほか沢山のお客様が来られていました。
葉山周辺には駅が無く 都市部のようなせかせかした生活とはかけ離れた土地のようで、出店者もお客様も麻の衣やダイダイ柄の服でゆるふわ系、上から下までレゲエのような出立ちの方が何人もいらっしゃり、南国のようなとてものんびりした空気感に包まれたイベントでした。
このイベントは毎年お馴染みの作家さんが出店されることが多いようで、お初の私はどんな風になるかしらとドキドキしていましたがお客様の反応はとても新鮮でした。
というのも、このイベントには毎年来る有名な真鍮作家さんがいるらしく、その作家さんとは全く違う作風だったので「これも真鍮なの?」と物珍しさからか じっくりとご覧くださる方が多い印象でした。
芸大日本画卒で元文化財修復師という私のキャリアにも注目してくださり「こんなに丁寧に作られている真鍮作品は初めて見た」「見ていて飽きない」「日本画の中から飛び出してきたみたいに可愛い」「まるで芸術品」「職人技」など、そんな大袈裟な…と言いたくなるほどお褒めの言葉を頂き、このイベントに来られるお客様は感受性が豊かなんだなと感動しました。
丁寧に制作することは常々心掛けているのですが、きっと「売り物なんだから当たり前でしょ」と思われていると認識していたので、些細なことですがそれを言葉に出してくださると毎日の努力が報われた気がしました。
クラフトマンとして生きていく上で、避けて通れないのはやはり売上。気にしたくなくても制作を続けていくためには気にしなければいけない売上…。今回はお天気がイマイチながら売上もそこそこ。雨の中にも関わらずお立ち寄りくださりご購入くださったお客様、制作のご依頼をくださったお客様のおかげです。
2日間ともお立ち寄りくださったお客様、真鍮工房Ramaの作品を気に入ってご購入くださったお客様にはとてもとても感謝しております。
ご購入くださりありがとうございました!
ここ最近はイベント期間の雨が多いです。
次のイベントは是非とも晴天のなか楽しみたいですね!
次回出店は今週末5月19〜21日 飯能ものづくりフェア。金土日の3日間開催です。
場所は飯能中央公園
10:00〜17:00までとなっています。
毎年この時期はデザフェスに出ていたのですが、家からすぐ近くの飯能のイベントに今年は出てみたかったので、いそいそと応募し出店することになりました。
広々した公園に95人のクラフトマン・16店のフードが集合します。
芝生なのでワンちゃんものんびり楽しめますよ。いいお天気になることを祈っています!
皆様とお会いできるのを楽しみにしております(^^)