『蛙化現象~恋愛ホルモン~』~恋愛を医学的に分析してみた~
こんにちは。医療大学生の@shinchiです🐼
皆さんは最近『蛙化現象』という言葉を聞きませんか?今回は『蛙化現象』を医学的・心理学的に分析してみました。そうしたら、脳内ホルモンが関係していそうでした。通称”恋愛ホルモン”と呼ばれるものも紹介していこうと思います。
『蛙化現象』とは?
『蛙化現象』とは「片思い中は相手のことをすごく好きなのに、いざ付き合う、または相手が自分に好意を持っていることに気づくと気持ち悪く思ってしまう現象」のことです。女性に多い現象のようです。好意を持たれた側からしたら迷惑な話ですよねw
「なぜ蛙?」と思いますよね。これはグリム童話の”カエルの王様”が由来です。”カエルの王様”のあらすじを簡単にまとめると以下のようになります。
ある国のお姫様が湖に宝を落とす
↓
カエルが登場!寝食を共にすることを条件に拾ってあげると提案する。
↓
お姫様はこれを約束する。(破るつもりだったが...)
↓
この話を聞いたお父さんである王様が約束はお姫様に守るように伝える。
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しょうがなく寝食を共にするが、いざ一緒に寝るとなると気持ち悪く、カエルを壁に投げつける。
↓
魔法が解けてカエルが王子様に!!二人は恋に落ちる。
この童話での教訓は「人は見かけによらない」でしょう。
一方で『蛙化現象』はこの逆です。「王子様だと思っていたのにほんとは蛙みたいな人だった」
~心理学的原因~
まずは心理学的原因について考察します。
この現象には”威光効果”が関係していると考えられます。
”威光効果”とは「憧れの存在や好意をよせる相手は何でも素晴らしく見える」現象のことです。つまり、片思い中は相手のことが完璧な存在、理想な存在に見えてしまう。それがいざ付き合い相手に慣れてくると、この効果も薄れていき相手の嫌な部分にも目がつくようになってくる。そうすると幻滅していく。これがからくりでしょう。
「恋は盲目」と言いますがこの効果があるからでしょう。おそろしいですねw
~医学的原因~
次に医学的原因についてです。
医学的には”PEA(フェニルエチルアラニン)”が関係していると考えられます。
PEAは異性に好意を持ったり、何かに集中するときに脳下垂体から分泌されます。PEAによって快楽物質である”ドーパミン”と”ノルアドレナリン”の濃度を向上させます。PEAの分泌は永久的に続くものではなく、半年から長くても4年で終わってしまいます。ちょうど『蛙化現象』が起きるタイミングにあっているように感じませんか?
おまけ
「恋をするときれいになる!!」と聞いたことありませんか?これにも医学的理由が隠れています。PEAによって増加した”ドーパミン”と”ノルアドレナリン”の働きが関係してます。
”ドーパミン” ➡”ドーパミン”は視床下部というところに作用します。その
近くに満腹中枢があり一緒にここが刺激されてお腹いっぱ
いと感じてしまうようになることがあるようです。視床下
部と満腹中枢は男性より女性の方が近くに存在するので女
性に多く見られます。食べる量が減ればダイエットに直結
しますもんね。
”ノルアドレナリン” ➡”ノルアドレナリン”は脂肪の分解、燃焼促進効果が
あります。脂肪代謝が活発化されれば余計な脂肪が
なくなってきれいになることができますもんね。
「恋をするときれいになる!!」これは医学的にも証明されてることだったんですね。ここら辺の分析は好評だったらもう少し詳しいものを投稿しようと思います。
まとめ
『蛙化現象』について記述してきました!
恋愛を心理学や医学的に分析するとすごく面白いです!(僕だけですかねw)こういうことをやっていて楽しいとか感じると僕って医学の道に向いてるのかな?向いていないとしても好きなのかな?と感じます。自分の医学の勉強にもなりますしネタがあれば投稿してみたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。Thanks you!!!
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