【感想】心を削らない働き方 ほんとうの自信を育てる6つのレッスン 山口由起子著
こんにちは、HSS型HSPのしんちゃんです。
この記事では、タイトルのとおり、山口由起子さん著書の『心を削らない働き方 ほんとうの自信を育てる6つのレッスン』を読んだ感想を書きますね。
本書を読んで得た学びを、著者の山口由起子さんへの感謝を込めて書きます。
”心を削らない”、”自分の強みを発揮する”、”自分のオリジナリティを出せる”働き方がテーマだった私にとってはぴったりの本でした。
本書を手にとったきっかけ
僕はHSP(Highly Sensitive Person:繊細さん)で、社会・会社での生活に生きづらさを感じていました。
今働いている会社で、ある時、先輩にこう言われました。
「そげん、気ぃつかわんでよかよ!」
「えらい真面目に仕事しよるね!息抜きせんと、詰まるばい!」
内心では、こう思っていました。
「僕って全然、気つかっとるわけでもないのにな...」
そこで私はやっぱり人と違うんだよなと感じ、仕事から帰宅後、家にあった武田友紀さん著書の「繊細さん」の本を読み返しました。
会社で嫌なことがあったりすると毎回、この本を読むのですが、読むたびに「私ってこのままで良いのか」と救われるんですよね。
そこで参考文献を何気なく見ていた時に、「ララマル 山口由起子オフィシャルブログ」というものが気になり、ググってみると...
「これだ!!」と心にビビっとくるものがありました!
山口由起子さんのブログには、こう書かれてありました。
生き方・働き方の大きな変化の時期にあるひとが
熱が湧き上がる方向に、
強みを生かして働く後押しを行っています。
最近の、いや、ずーーーーーっと悩みであった自分の強みを活かして働くというテーマに見事ヒットしたんですよね。
他のブログ記事を読み漁り、メルマガに登録して、コンテンツが共感するものばかり。
これまで自己分析をして、自分なりに自分の強みや価値観を把握していたつもりでしたが、第三者からのフィードバックを得たことないなと感じ...
山口由起子さんのカウンセリング・セッションを受けることにしました!!
ブログを含め、山口由起子さんを調べていると、本を出されているとのこと。
カウンセリング・セッションの日まで約2週間ほどあるし、山口由起子さんのことを知っておきたいなと思い、本書を手にとりました!
本書を読む目的・モチベーション
私が本書を読む目的・モチベーションは以下2つ。
①自分の強みを活かせる働き方を発掘する!
②いずれ独立して、自分らしい働き方をする!
上述しましたが、会社で働くことに生きづらさを感じていました。
エンジニアとして会社員歴8年ですが、会社で働くことにストレスを感じていましたし、限界だなと...
例えば、こんな感じ。
・一人で集中して仕事したいのに、人が多くと集中できない。
・雑談が多い。
・自分の強みやオリジナリティを発揮できていると感じない。
・いつも同じ場所、同じ社員、同じ制服、同じ仕事内容・・・に飽き。
・自分の内側に集中できない。
・同じ価値観、志の仲間がいない。
今の会社で自分の強みを発揮できるときもあるけど、活かせる割合って20%くらいのイメージ。
だから、自分の強みを100%とは言わないけど、70~80%を活かせる仕事・働き方を見つけたいなと。
時間がかかっても良いから、少しずつシフトしていきたいなというモチベーションで本書を手にとったのです。
【感想】心を削らない働き方
本書は6章で構成されています。
私は、4章 「自分の持ち味を知って、自分への信頼を取り戻す。」を重点的に読みました。
なぜなら、私が本書を目的は自分の強みを発掘して、自分らしい働き方をするため。
この4章を要約するとこんな感じ。
自分がもともと持っている”強み”や”価値観”を知り、
これらを仕事で徐々に活かしていく事によって、
自分を削る働き方から自分を豊かにする働き方にシフトできるよ!
すなわち、まずは自分の強みや価値観を知ることが前提となってきます。
この章では、自分の強みと価値観を発掘するため、具体的な問いと解答例が記載されています。
私は実際にこのワークを自分なりにやってみましたので、シェアさせていただきますね。
自分の強みとは?
強みを探るための問いはこちら。
●仕事やプライベートでうまくいったこと。成果を上げたり、ひとに喜ばれたこと。
●ひとにほめられたこと。
実際にこの問いに答えてみて、強みを整理したものがこちら。
このワークをやってみて感じたことは、
人と接することは苦手だと自分では思っていたけど、意外と得意・強みだったりするんだなと。
海外出張に行った時は、同行した日本人同僚に
「しんちゃんのところに、現地のドイツ人エンジニアが寄ってくるよね~」
と言われたり、
大学時代のバイト先の先輩や社長からは、
「しんちゃんは、笑顔が良いよね~!」
前職の会社の人からは、
「お前は人当たりが良いから、どこでもやっていける!」
とか言われていたなと。
自分で「自分は対人が苦手」というバイアスがあったけど、
よくよく自己分析してみると、
対人とのコミュニケーションスキルが自分の強みなんだなと。
自分のことって意外と知らないものだし、
自分のことを知ることが、自分らしい働き方をする第一歩なのだと感じました。
自分の価値観とは?
価値観を探るための問いがこちら。
●楽しかったこと
●熱中したこと
●居心地がよい
●静かにリラックスできる時間
こちらの問いに答えた結果、私の価値観が見えてきました。
その価値観がこちら。
●自由
●静かに自分の内側に集中する
●じっくり物事を考え、考察する
●自然
●学び、好奇心
これらの価値観って、HSPの人特有な価値観な気がするんですけどね笑
上位4つの自由、静か、考える、自然って基本的にひとりでのんびり過ごすことに喜びを感じるんですよね。
例えば、
・仕事の時は誰からも指図されずに自由に仕事ができるとのびのび出来る
・一人になって、空想する時間、無になる時間が欲しい
・エンジニアとして複数のデータを分析するとき
・お散歩しているときに綺麗な木々や青空をみると癒される
HSPの私にとって一人の時間って大切なんやな~と。
これらに加えて、最後に対照的な学び、好奇心がランクインするんですよね。
後から知ったのですが、私ってHSS型のHSPなのだと。
すなわち、私は一人の時間が必要で深く考える時間が必要だ・け・ど、
新しい物事に出会って刺激が必要な両極端な人間なんです!
そりゃ、会社がどうりで飽きるわけだと笑
「毎日同じ場所・時間・人・制服・仕事内容で、会社員って飽きるわ~」って心の中で、変化の無さを嘆いていましたが、どうやらHSS型の気質みたいでした。
【感想】心を削らない働き方のまとめ
山口由起子さん著書『心を削らない働き方 ほんとうの自信を育てる6つのレッスン』を読んでみて、目的であった”自分の強みを見つけて自分らしい働き方をする”ための材料が整ったと感じています。
「頑張らなくても、自分がもともと備えているもので、社会でもやっていけるんだな」とわかることで、自分の頑張りではなく、自分自身を認められるのです。
~中略~
方向性が見えたなら、今日明日に仕事にしようとするのではなく、時間をかけてシフトすることです。
心を削らない働き方 ほんとうの自信を育てる6つのレッスン P130,132
自分の強み・価値観を洗い出せたことで、第一歩を踏み出すことができたとポジティブに感じています。
これらの強み・価値観から、ブログを書いたり、カウンセリングやコーチングが向いているのかも!?と感じました。
ただこればっかりは、試してみないと何も分かりません。
上記引用文にあるとおり、時間をかけてシフトしていけたらなと。
最後に、自分の強みを見つけて自分らしい働き方をするための第一歩を歩ませてくれた、著者の山口由起子さんにはこの場をお借りしてお礼をお伝えしたいです。
心を削る働き方をしている人へ、良い本を執筆して下さり、どうもありがとうございました!
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