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群馬へ帰ってきた。

群馬に帰った時にいつも寄るパスタ屋さんがある。
妻はここの辛いトマトスープパスタが好物なんだな。

ここでしか食べられない。
ご当地グルメってのはやっぱり特別だよね。

今でこそ、高崎=パスタの街みたいになってるけど、僕が20で上京した頃にはまだそこまで有名ではなかった気がする。
今は新しいお店が増えたろうし、これからは新規開拓もしようと妻と話しているんだ。


パスタでお腹いっぱいになって向かったのは、山の上のめちゃくちゃ広い公園。
親友と会う約束をしているんだ。

あの桜みたいな木は何だろう?
独り言のように尋ねると「あれは桐の木だよ。桐ダンスの桐」と教えてくれた。

そう、高校時代からの親友の職業は庭師である。

嬉しいことに親友夫婦も子供に恵まれ、赤ちゃんに会いに行くというのが今回の大切な目的だった。

僕は一人で帰った際に一瞬だけ会ったんだけど、その時と変わらず僕の顔を見ると号泣。
抱っこしたい気持ちでいっぱいなんだけど、今回も我慢した。

帰省時の恒例となりつつあるのが、庭でやるバーベキュー。
バーベキューなんていうとカッコいいけど、使う道具は七輪だ。
父から勧められて僕も使っているんだけど、炭も少なくて済むし片付けも超簡単。
人数がそこまで多くないバーベキューなら七輪は最高です。

それからもう一つお伝えしたいのが、群馬の豚肉がすごく美味しいこと。
あと母リコメンドの妙義ホルモン、これも旨い。

僕は普段、七輪では鶏肉を焼くんだけど、帰った時は豚肉がいいな。

そして焼き方に回るので写真は撮ってる暇がありません。残念。

滞在の最終日、父の畑で野菜をもらい鉄道文化村へ向かった。
以前、訪れたのは僕がまだ小学生の時だったな。

碓氷峠のふもとにあるこの場所も、連休中は相当な混雑だったらしい。
休みを一日ずらした事が功を奏し、この日はガラガラだった。

いや、これがこの場所の日常なんだと思う。

帰り道はノンストップ。

実は僕がトマトスープパスタを食べていなかったので、高速に乗る前にもう一度同じ店に寄った。
妻はちょっと野菜が追加された、ほぼ同じパスタを食べていた。
好きだねー。

帰り道のトランクはいつもお土産でいっぱいだ。
SDカードには思い出と、集合写真を必ず撮って帰る。

そして今回は両親と愛犬の集合写真も。

去年の夏に帰省した後から寝たきりだったんだけど、つい先日眠る様に旅だったと父から連絡があった。
僕の悲しさなんかよりも、ずっとさみしい気持ちなのは両親だろう。

大きな病気もなく、父母に癒しを与え、天寿を全うした君にありがとうと伝えたい。

思うんだ。
僕らはこんな日の為に、写真を撮っているんじゃないだろうか。

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