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新しいパッケージデザインについて

いつも、僕のnoteをご覧くださいましてありがとうございます。

本日は、新しくリニューアルしたパッケージデザインについて書いていこうと思います。パッケージデザインはお店を運営する上でとても大切な要素だと思うし、僕自身「何を考えてつくってるんですか?」と聞かれることも多いから。

今回のnoteを通じて、すすむ屋茶店のパッケージに対する考え方を知っていただき、より僕達や日本茶の事が好きになってくれたら嬉しいです。




何故パッケージを変えることにしたのか?

そもそも、何故パッケージを変えようと思ったのか?そのきっかけは、いつも通りお客様の声でした。アンケートにはこんな声が。。

保存が効くチャック付きに。

「チャック付きの袋だと保存が効くからいいのよねー」

本当にお客様のおっしゃる通り。チャック付きの方が良いに決まっています。僕達のお茶は出来るだけフレッシュな状態で楽しんでもらいたい。そしてopen当時とは違いチャック付きの袋でも詰めることが出来る機械も入りました。※大変遅くなり失礼しました。。

チャック付きの袋にしよう。が最初のきっかけでした。




パッケージは情報。洋服と同じ。

きっかけは、「チャック付きの袋がいい」というお客様の声であったもののそれだけではありません。

商品パッケージは洋服と同じだと思う。

僕達にはパッケージデザインに対して一つの考え方を持っていました。それは、パッケージは情報であるということ。パッケージは洋服と同じだということです。洋服と同じ。つまり着ているもので相手に与える印象が変わる。パッケージのデザインで相手に与える印象が変わると思っています。

僕の場合、大人っぽく見せたかったらスーツを着るし、カジュアルに見せたいのならジーンズを選択し、スニーカーを履く。

それは商品パッケージについても同じではないでしょうか?

少しリッチに見せたかったらシックなデザイン。カジュアルに見てもらいたかったらポップなデザイン。皆、きっとそうじゃないかな?




重要なのはビジネスであるということ。

でもね。ここで重要なのはビジネスであるということだと思っています。ビジネスは誰かの問題解決である。あくまで誰かのであるというのが僕達の考えです。

ビジネスは誰かの問題解決だと思う。

ファッションであれば自己表現だけでいい。だから「こう見られたい」「こうありたい」が前面に出てもいいと思います。

もちろん、商品パッケージもそれでいいじゃない。と思う人もいると思うし、実際にそうだと思う。「こう見られたい」や「こうありたい」が強く出ていて際立っている商品は沢山あると思う。もちろんそれで売れていく商品も沢山ある。

でも僕たちは、それだけではないと思っている。

やはり誰かの問題解決であるというのが基本的な考え方。
誰かの問題を解決したい!というほうが正しい言い方かも知れません。つまり「美味しくて・フレッシュな日本茶を飲みたいけど体験できていない」という問題に対して最適な商品パッケージをデザインする。つくるということが必要だと思います。それは、TPOに合わせて洋服を選んだりすることと少し似ているかも知れません。(だからシンプルで緑色のパッケージでスタートしました。)

すすむ屋茶店のお茶は誰の何を解決するんだろう?

また、そこには誰かの解像度を上げることも必要になると持っています。

多少価格が上がっても美味しいお茶を飲みたいのか?
毎日たくさん飲むから、程よいお茶がよいのか?
人に上げるから、しっかりとしたものがよいのか?

それによってお客様の悩みも変わるから。

その次に、その誰かが何に悩んでいるのか?でもっと掘り下げていけたらいい。

自分たちの商品やサービスが、誰の何を解決するのか?誰が何に悩んでいるのか?が明確でない状態でパッケージデザインをすることはありえないと思っています。




似合うかも重要。等身大の自分を伝えよう

誰かや、誰かの悩みが明確になったら、自分の事をしっかり理解して、自分の強みが、誰かの悩みを解決できるのかを考えることも重要です。あくまで自分の強みが大切。そもそも自分たちの商品サービスの強みがその誰かの問題解決にならないとしたら話になりません。お客様(相手)を理解して、自分を理解する。自分を理解することができれば、きっと似合う洋服を、成功する洋服を選ぶことができるんじゃないかなと思います。

自分に合った自分らしいファッションがいいと思う。
商品パッケージは特にそう。過度に大きく見せてはいけない。

そして、お洒落な人って大体、自分を理解して似合う洋服を選択していませんか?どこのブランドを着ているとかはニの次。自分を大きく見せることにも意味はないと思う。(過度に大きく見せると一度きり。)

特に商品パッケージではそう。パッケージは中身を伝える情報だから、正確に。商品の強みを感じてもらえるようなパッケージはいいと思いますね。

浅煎りのフレッシュな日本茶だから爽やかな緑色。それだけ。




やっぱり、どうありたいかも重要。

相手の事を理解して、自分の事も理解出来た。相手が何をしてほしいのか?自分には何ができるのか?を理解して初めて、やっぱりどうありたいかも重要かと思います。※順番が大切かと思います。

すすむ屋のこうありたい。世界の人たちがお茶でつながる風景

ビジネスは基本的に、サイエンスだと思うけど、アートな部分の+αがないと魅力がない。魅力がないのは選ばれない。

今回で言うと、誰の何を?自分の強み弱み?がサイエンス。ここをベースの自分がどうありたいか(アート)を組み合わせれば最適なパッケージになると思う。

もっとこうなりたいという欲も、程よくであればパッケージに加えていいと思うし加えるべきだと思う。※僕達の場合はいつも加えすぎるけどww




今、すすむ屋茶店はこう思っている。こうありたいと思っている。やれることも益々変わってきている。

僕達のパッケージデザインの話に戻ります。

ありたい姿「日本茶を通じて地球と世界の人々を優しさで満たす」をパッケージ落とし込み。

今回のパッケージデザインは、過去すすむ屋茶店が営業をしてきた中で、お客様の解像度が上がり、自分たちの強みやイシューが明確になり、こうありたいがより鮮明になってきたので進めました。勿論、お客様の声「チャック付きの袋だと保存がきくからいいのよねー」がきっかけではあるんですがね。

例えば、

・創業時よりお茶の販売数量が劇的に増加し、茶葉の回転数が上がり、よりフレッシュで美味しいお茶を届けられるようになっている。

既存の緑→よりフレッシュな緑色へ。(すすむグリーンと呼んでます)

・創業時より海外のお客様が増え、表記が必要になった

既存のロゴだけのパッケージ→煎茶表記や英語表記を。

・自分たちのお客様がお茶好きの方が多いことが分かった。

シンプルは継続。お茶が好きな方はパッケージよりも味わいが大切。もちろんチャックがあれば尚よい。

・もっと、世の中に貢献したい。日本茶はグリーンビジネス。地球と世界の人々を優しさで満たしたいという思いが日に日に強くなってきた(アートの部分)

紺色のパッケージ→より理想的な地球の色にする(すすむブルー)
ティータイムボックスで地球とお茶を表現。

フレッシュで最高な日本茶をイメージしたすすむグリーン
地球をイメージした、すすむブルー

等々。

創業時より、やれることが変わってきた。やりたいこともブラッシュアップしてきた。そして誰の何を解決できるのかが明確になってきた。ということで今回のパッケージリニューアルをおこないました。もっともっとより良い未来をつくりたいを表現しました。僕達なりに。

このパッケージを通じてお客様は勿論、すすむ屋クルーの意思疎通にも、つながるんじゃないかな。きっと。




最後に

パッケージデザインは、手段にしか過ぎないとも思うけど。とても大切だとも思います。自分がどんな洋服を着るかで、相手に与える印象が変わって世界が変わることだってあると思う。

そこに、サイエンスとアートをうまく組み合わせる技術があれば、しっかり売れていくと思っています。

ここでは、到底書ききれない細かいパッケージデザインの話は、またどこかでお会いしたときにでも。ポッドキャストでも少しづつ。依頼があれば伺うこともできますので、パッケージデザインについて話しましょう。

とはいえ、正解はお客様が持っている。と思っているので僕よりもお客様に聞く方が良いですね。


今回も、最後までご一読くださり誠にありがとうございました。

僕たちが販売している日本茶 (ポッドキャストも)のリンクを貼っておきます。是非ご購入いただけると嬉しいです。パッケージも手に取ってみてください。(パッケージ移行期間中の事もあります)


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