【歌った】コダーイ『小さい人間たちのうた』より <しげみのなかで,くるみのき,ふるえるもり,ぎんのそり>
ハンガリーの子どものための曲集です! コダーイ・システムを通ってきてる人には、お馴染みなのではないでしょうか?🎶
なつかしい歌をいくつか歌ってみました🎤♪(本当は誰かといっしょに歌いたかった…ひとりだと少し声が寂しい!)
1.しげみのなかで
2.くるみのき
3.ふるえるもり
4.ぎんのそり
+αのお話(ハンガリー的なクリスマスソング・『小さい人間たちのうた』は子どもの力をひきだす曲集)
(👆スマホの場合は、オレンジではなく黒いボタン『Listen in browser』のほうを押したほうが、すぐに聴けます。)
この曲集は幼児〜学童の子どもたちを対象としていますが、大人になってからじっくり歌ってみるとまた良いですね。
わらべうたらしさ……つまり〝ペンタトニック〟や〝モチーフ〟について、大人が学び直してみるためにも……最適だと思いました!☺️
『小さい人間たちのうた』とは?
コダーイの『小さい人間たちのうた』は、子どもの歌の教材としてつくられた曲集です。
コダーイが望んだ条件を満たすものだけ、全50曲が厳選されています。その条件とは……、
Ⅰ.ペンタトニック (ドレミソラ)の歌──子どもの声帯に適している・聞いてマネできる(再現性の高い)メロディ
Ⅱ.モチーフの役割が意識できる、形式的にしっかりした歌──聴く力・構造に注目する力が自然に促される
ざっくりまとめると、この2つです!
要は、わらべうた〝風〟に作曲・作詞された歌の曲集です。とはいっても、民謡とわらべうたを研究してきたコダーイのこだわり・条件がしっかりと設定されており、
「子どもはまず自国のわらべうたから出発すべし」
というコダーイの提唱した理論にかなう内容となっています。
(わらべうたから用意しようとしたけれど、曲数があまりに少なく、それで作詞作曲を含めた曲集にしたようです。)
(その当時に出版されていた『ハンガリー民謡大観』はまだ不十分で、子ども用の歌をそこからピックアップしようとしても……45曲しかみつけられなかったとのこと。民謡大観に全1000曲あっても、子どものためという条件に合うものが45曲のみ、だったと😭?! 確かにそれは少ないですよね。)
合奏などをくわえれば、コンサート楽曲にもできる?!
今回なぜこの4曲を歌って録音してみたかというと、今度、とある場所のクリスマス会で歌う予定だからです✨
クリスマス会、楽しいですけど……歌の需要があるのもありがたいんですけど……サンタソングには飽き飽きしている私です。🙄 選曲って難しいよね。
そもそも、クリスマスってなんのお祭りでしたっけ?! 無宗教の日本人は何のためにやっているのかな????
暗く長い冬のなかで、ひとつの星の光を楽しみにする……という意味合いもありますから、無宗教の人がやったっていいとは思うんです。
(元は冬至の祭だったものに、宗教的要素がむすびついた歴史経緯があるみたいだからね。)
でもさ~~……写真映えイベントとしてだけの役割になってるの、イヤだよね😭
サンタソングなんてもろに商業主義が生み出したものだしね……(コカコーラの広告で、赤🎅が定着したらしい)……キリストの生誕にはいっさい関係ないし、冬至のお祭りから派生してきた伝統でもない。だからあんまり歌う気がおきないのです。
でもね〜〜 かといって今から本格的なキャロル練習するのも難しいし、ちょうどいいかんじに歌えそうな歌ないかな~~
と、お悩みの、そこのあなた😁!笑
『小さい人間たちのうた』のなかの冬の歌、とっても素敵なんですよ。そこから選んでみるのはいかがでしょうか。
鈴やトライアングルをくわえて、華やかにしてみるのもオススメです✨
そんなふうに楽器をくわえたバージョンも、録音できたらしてみたいと思っています。乞うご期待!
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