「truth」
何もない砂漠の中
ただあてもなく歩きまわる
自分の生きてきた「軌跡」振り返りながら
いつも何か引っかかっていた
大切な何かをずっと置き忘れて
長い時間の中ずっと生きてきたの
ずっと目隠しして現実ばかりみていた
だけど逃れない情熱が
私を何度も何度も迎えにやってくる
二度と心の扉は開けないつもりだった
その中には傷ついた涙や悲しみが詰まってる
懐かしい想いが私の奥底にある
愛しさを掴んで離さない
私を何度も何度も迎えにやってくる
「君は好きなことから離れられないさ」
「過去の失敗も愛して。大丈夫は魔法の言葉さ」
「弱くてもいいじゃないか」
「泣き虫でもいいじゃないか」
「どうしてダメなんだい?」
「誰の言葉に君は振り回されてるの?」
「君は「君」を生きればいいさ」
「君の人生は君のものさ 忘れないで」
「君は好きなことから離れられないさ」
「過去の全ては必要だから起こったこと」
風の精霊は笑顔で私に語りかける
「大丈夫は魔法の言葉さ」
「僕たちはいつも君たちに光を照らしてる」
「今日はそのことに気づいて欲しくてやってきた」
「目に見えるものだけが全てじゃないよ」
「時には瞳を瞑って僕たちの存在も感じて」
「君の扉を開けるのは君しかいない」
「大丈夫は魔法の言葉さ 忘れないで 忘れないで」
くるりと一回転して風の精霊は光の中に消えていった
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