変わってしまった生活空間とイメージマップ-COVID-19と都市計画 その5
建築や都市計画で、かつてはよく使われていた「認知マップ」あるいは「イメージ・マップ」という研究の方法があります。「イメージ・マップ」を画像検索すると、自分のやりたいこと書き連ねていくマインドマップなるものが引っかかってきますが、それとは違い、例えば普通の人たちに「あなたの街の地図を書いてください」とお願いをして書いてもらった地図と、実際の空間の違いを比べて、空間認知の特徴を探り、それを実際の空間設計にフィードバックするという方法を指します。地理学でもよく使われる方法だと聞き