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世界一周11カ国目:ギリシャ編備忘録~お洒落を取るか、物価を取るか~
どうも、しなーです!私は金持ち社長に連れられて世界一周をしている29歳男性です。オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、香港、インド、ケニア、エジプトを経て現在はギリシャを旅行しております。
ギリシャと言えば古代ローマの中心地とも言える場所で、歴史的にも非常に価値のある遺跡などが多数存在している都市であるアテネが有名です。
また、僕は行くまで名前を一切聞いたことがなかったのですが、サントリーニ島という金持ち御用達の高級リゾートなども擁する国でもあります。
ちょっと前にデフォルトをかましたとんでもない国なのでちょっと構えて訪れたのですが、非常に過ごしやすく綺麗で美しい国だったので、レビューしていこうと思います。
【第一話:世界一周旅行に行くことになった理由】
【前回:エジプト編】
メモ:この時期のユーロと円
私達がヨーロッパを訪れたのは2023年の8月になります。
つまりは円安が続いている時期で、1ユーロ=161円ぐらいの時期でした。
なので今回の費用は一律1ユーロ=161円で計算しておりますので、こちらご承知おきください。
一日目:アテネに到着
Uberでホテルまで移動
魔境であるエジプトを超え、無事にギリシャのアテネに付いた私達。
ギリシャはUberが呼べるので、Uberを利用してホテルまで移動します。
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ちょっと前までエジプトに居たので、近代的な町並みが見えてくると大分ホッとしますよね。
街が美しい
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ホテル付近までやってきたのですが、ギリシャはなんとなく街が美しいです。イタリア程に分かりやすくTheヨーロッパ!って感じでは無いのですが、店前などを装飾する木や花などが非常に美しく映えていて、それを地中海特有の明るい日差しが美麗に彩っています。
デザインに造詣が深くないので言語化が難しいのですが、とにかく綺麗です。清潔さは日本の方が上ですが、映える度が高いというのが正しいかもしれません。なんというか非常にお洒落です。
めちゃお洒落ホテルにて
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街もお洒落ならホテルもお洒落です。
29歳彼女なし男子が1人で泊まるには不相応なおしゃれ度。
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ですがエジプトのホテルが酷かった分、このホテルの綺麗さには感動しました。日本なら4つ星に余裕で泊まれる値段まじでこういうホテルに常に泊まれる男になりたい……。というよりならなければ。
泊まったホテル:Ergon House
お洒落料理を食す
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そしてギリシャは結構料理が美味しい。
ギリシャ料理というとあんまり浮かばないかもしれませんが、レストランのクオリティは結構悪くなかったです。
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ちなみにタコを食べる国って日本ぐらいだと思っていたんですが、どうやらギリシャもタコを食べるらしく、タコの素揚げにちょっと味を付けた料理がギリシャではよく有ります。
ちなみにビール2杯とサラダにタコで6000円程でした。中々いい値段しますよねマジで。日本なら2,000円~3,000円くらいだと思うので、物価は2~3倍ぐらいの印象です。
この日はビールとお食事を頂いて、就寝しました。
二日目:街を見学
超絶有名パルテノン神殿
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次の日は有名なパルテノン神殿を見に行きました。
多分教科書で一度は見たことがあるでしょう。
入り口が全くわからない問題が発生したのですが、色んな人に取り敢えず聞いてみる作戦を実施し、入り口までたどり着くことに成功しました。
ギリシャは空が綺麗で、透き通ったような美しい青をしているので、パルテノン神殿が非常に映えます。インドネシアだのベトナムだのエジプトだのと、空気が汚い所ばかり訪れてきたので、この美麗さはびっくりしました。
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また、パルテノン神殿からは街を一望することも出来ます。
この景色も絶品なので、訪れた際は是非見てみてください。
アテネは階段の街
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パルテノン神殿まではこんな感じの階段が非常に多くあります。
こちらは結構有名らしく、確かに写真映えしそうな光景でした。
気候は温暖って感じ
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アテネの気温はだいたい30度+αぐらいで、日本の夏から比べると大分涼しいです。
そして何より日本の夏とは異なり、湿度が少なくカラッとしています。そのため日陰に入れば大分涼しく、風が吹けば非常に心地よいくらいの気温です。
あの立っているだけでも常に毛穴が開き続けて汗が流れ続ける日本の夏とは大違いです。日本もこんな感じの気候になってくれないかな……。
グラサンは絶対あった方が良い
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そして地中海に着て思ったことですが、グラサンは絶対にあった方が良いです。ヨーロッパは外で快適に過ごせる分、日本よりも日差しに晒される機会が多くなるので、グラサンを買って持っていくことをオススメします。
思ってたよりも大分ヨーロッパの日差しは眩しいです。体感値オーストラリアと同等ぐらいな感じです。
社長は山の上のカジノへ私は仕事へ
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その後、私は諸々仕事が発生したため、ホテルに戻って作業を行うことにしました。
一方暇になった社長はロープウェイで行くという山の上のカジノへ旅立っていきました。
ちなみに社長が持ってった現金、一文無しになって帰ってきたのは内緒です。
三日目:サントリーニ島へ
高級リゾート、サントリーニ
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三日目はサントリーニ島という、いかにもカップルが好きそうなリゾート地に行ってきました。いわゆる結構お高めの高級リゾートで、金持ち集団が集まってきます。
アテネからは船を使っても行けたらしいですが、今回我々はアテネ空港より空路にて向かいました。
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ちなみに行きの飛行機は隣に非常に体格の良い方がとなりのあそばせまして、非常に窮屈な旅路となりました。
海外は日本の常識から考えられないぐらいのデブがたっぷり居るので、LCCとかに乗ったりするとえげつない状況になることがあります。これはしっかり覚えておきましょう。
※ちなみに社長と僕はこの旅で2回ずつぐらいはその状況に遭遇してます。こればっかりは金を積むか運に頼るかの2点しかないので、遭遇しちゃったら諦めてください。
島内の移動は基本バス(クレカNG)
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島内はタクシーもありますが、基本的にはバスを使って移動しました。
1人1.6€~1.8€で指定の場所まで移動することができ、サントリーにの中では最も安い移動手段です。
他にもタクシーとかで移動することも可能ですが、移動はバスで事足りるのでバスでの移動がオススメです。
バスの外に券売機などはなく、支払いは車の中もしくは乗る瞬間のどちらかでおっさんから必ずお金を請求されます。乗るタイミングで何も言われず中に通された場合は車内で払えという意味なので、そのタイミングでお支払いください。
ちなみに現金決済オンリーで、クレカは使えないのでご注意を。
景観が素晴らしい
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サントリーニはとにかく景色が美しいです。
基本的に高所から海を見下ろす形の景色になるので邪魔な障害物がな異状態で海をみることができ、海も非常に凪いでいて、かつ色も済んだエメラルドグリーンとブルーで構成されていて、見てて飽きません。
島から海を見れば大体がこんな景色になっているため、どこを見ても絶景ばかり。これはカップルに選ばれる理由も分かろうというものです。
映えも狙えるスポットなので、写真にこだわる方は是非行ってみてはいかがでしょうか。値段はくっっっっっそ高いですが。
ホテルは一棟貸し切りのヴィラタイプが多い
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基本的にサントリーニにはホテルらしいホテルというのは殆どなく、プールの付いた一軒家みたいなの(ヴィラ)を貸し切るパターンが多いです。
ちなみに僕らはフィラという中心街に宿泊しました。
値段は中くらいで、一番高いイオ地域に比べればリーズナブルですが、それでも相当お値段がします。
ご飯は魚介系料理が多くて美味い
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サントリーニ島は海に囲まれた地域なだけあり、非常に魚介が美味しいです。特にペスカトーレが有名なようで、至る所でペスカトーレが推されています。
実際このペスカトーレは非常に美味しくて、この旅で食べた料理の中でもTOP3に入るレベルの料理でした。これを出してくれるお店が日本にあるなら、僕は利用したくなると思います。
ただね……めっちゃ高いんすよね……。これだけで22€(=3,500円くらい)しますからね……。やばないっすか……?僕が通っていたNonki Pasta屋っていう秋葉のお店なら同じレベルのが1,000円で食えますからね。
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他にもスズキの焼き物、サラダ、タコの素揚げなどを頂きました。正直な話、正直日本の魚介のほうが数段上でありますが、あのロケーションで食べる食事は中々乙なものでした。
あとこのお店、美味しかったんですが普通にボッタクってきたんでオススメはしないです。店名は忘れてしまったので申し訳ないのですが、ボッタクリにはご注意ください。
ちょいちょい猫が居て癒やされる
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ちなみにサントリーニ島、ちょいちょい野生の猫がいます。
警戒心MAXのため触らせてはくれませんが、おこぼれ貰えないかなーみたいな感じで近づいてくることがあるので、めっちゃかわいいです。猫好きな僕としてはこれだけでサントリーニ島好きになりました。
ちなみに子猫は足元まで来てじゃれていたりしたので、もしかすると触らせてくれるかもしれません。野生動物に触れるのは自己責任でどうぞ。
屋上で社長と乾杯
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とまったヴィラには屋上が付いていたので、そこで社長とワインを頂きました。サントリーニ島を一望しながらいただくワインはこれまた格別でした。
毎回言っていることですが、ぜひ次回は女の子と(ry
ここから先の旅程はローマに行くぐらいしか具体的なものをきめていなかったので、飲みながら詳細を詰めていき、ワインが空いた所で解散となりました。
四日目:レッドビーチとイタリア移動
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ビーチへ移動するため崖を越える
サントリーニ島には当然ビーチもあり、そこへ向かうことにしました。バスで1.8€だかを払いレッドビーチという所に移動します。
レッドビーチは日本だったら速攻で規制されそうな崖を越えた先に存在しているため、こんな感じの岩場を越えていかなければなりません。
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結構段差ありますし距離もあるので、出来れば慣れた靴で行くことをおすすめします。社長は新しく買ったサンダルで挑んだ所、見事に靴ずれを起こしてしまっておりました。
レッドビーチとホワイトビーチ
もしかすると高所恐怖症とかの方には厳しいかもしれない通りを抜けると、そこには絶景が広がっています。
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レッドビーチとはビーチ自体のことではなく、ビーチの後ろにあるこの崖の色から命名されているようです。何の事前知識もなしに「このビーチ、レッドビーチっていうんだぜ!」といきなり言われても納得するだけの景色が広がっています。
ちなみに非常に美しい砂浜なのですが、実はこのレッドビーチ、砂浜が砂じゃありません。砂利と石で構成されており、一般にイメージする砂浜とは全く違います。
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バリ島みたいな砂浜の方が海に来ている感じもありますし、何より綺麗に見えるので私はあっちの方が好きでした。
イタリアへ移動するため空港へ
海でまったりを楽しんだ後は、空港へと旅立ちます。
お次はイタリア。この世界一周旅行の中でもかなり行ってみたい国ランキングで上位に入る国です。
サントリーニ島の空港利用時のアドバイス
イタリアへの移動のためにサントリーニ空港へ移動したのですが、こちら何個かお役立ち情報gあるので共有しておきます。3つありまして、
ラウンジが無い
トイレが激混み(男限定)
EU圏内の移動なら1時間前集合で大丈夫
というものです。
「ラウンジが無い」に関してはそんなに深く語る内容ではないので、割愛します。
2つ目のトイレですが、こちらは男限定のお話になります。多分女性はいつもと同じ使用感じゃないかなと思います。
男のトイレは普通立ち小便用の便器があるものですが、サントリーニ島の空港のトイレにはそれがありません。故に男のトイレが激混みします。たとえ小便でも直ぐにできない事があるので、注意しましょう。
3つ目に、サントリーニ島→EU圏内に行く場合は、搭乗をそんなに急がなくても大丈夫です。日本で言う国内線の移動みたいな感じになるので、パスポートチェックなどで時間を取られることがそんなにありません。
100%安心!とは断言できませんが、1時間前ぐらいに着いていれば十分でしょう。
総評
また来たい度
★★★☆☆
また来たい度は★3つほどです。彼女とかがギリシャに行きたい!と言ったら全然賛成すると思います。反対する理由は特段ありません。
※エジプトとかインド行きたいって言ったら全力で抵抗しますが。
★が4とか5じゃない理由としては3つあって、
自発的に家族とか友達、彼女を誘って行きたいほどではない
値段が非常に高い
サントリーニもこの価格でビーチを求めていくなら違う所が選択肢に入る(レッドビーチがそんなに心に刺さらなかった)
というものです。つまるところ、「素晴らしかったけど、かけた値段の期待値を上回るほどではない場所」という感想です。これで東南アジアぐらいの値段だったら、文句なく★5になってたと思います。
サントリーニは物凄い数の美男美女が揃い踏み
サントリーニ島に来て思ったのが、外見が整った方々が異様に多いです。
西洋系の方々は容姿が整っている方が多いのは知っていますが、それにしても多いです。実際に今ヨーロッパを回っていますが、サントリーニは正直異様なレベルでした。多分そういう方々が好んで来たい街なんでしょうね。
中々目の保養になりますので、是非一度いってみてください。ちなみに男二人組は本当に見ませんでした。僕らだけだったんじゃないか説あります。
かかった金額
宿泊代:157,236円
飲食代:49,319円
移動費:88,625円
雑費:13,524円
計:442,845円
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前回までの累計:3,685,340円
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累計:4,128,185円
まとめ
以上がギリシャ編でした。
美しくて楽しかったけど限界効用の傾きはそこまで急じゃなかった、それがギリシャかなといった所です。
もしギリシャ(サントリーニ島)に行きたい!と思っている方がいらっしゃれば、判断材料の一つにしてみて貰えれば幸いです。
次回はイタリア編になります。
行ってみたかった街ですし、非常に面白かったのですが、まさかのローマ、フィレンツェ、ミラノを合計三泊で回るという予想していなかった強行軍が行われたので、是非次回も御覧ください!
【次回:イタリア編】
【リアルタイム更新:@gareimeguri】