shin_vnm

ビジュアルノートメーカー。書く×描くで思考を整理し、コミュニケーション力を高める方法を伝道中。 ビジネスマインドに関する内容や、夢に向かってもがく平凡な会社員の奮闘記もあわせて投稿しています。

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最近の記事

道 013 テーマパークの初歩 

初めて臨んだテーマパーク業界。 それはゲーム会社が広告塔として展開する屋内型のアミューズメント・テーマパークでした。 私が入社したのは施設がオープンして3ヶ月経った頃のことで、2期生のスタッフとして迎えられました。 この施設が売りにするものは、何よりも「人」でした。 「バカになってお客さんを楽しませろ」 上の方からよくそう言われたのですが、会社のモットーが、 「何をやってもいいからお客様を楽しませろ」 だったのです。 何をやってもいいとアルバイトに一任することに良し悪しはあり

    • 道 012 屋内型アミューズメントテーマパーク

      パレードダンサーになることに思いをかけて取り組んだ日々。 やっと見つけたパレードダンサーという夢をつかみ取るため、ホテルのアルバイトをしながらジャズダンスのレッスンに通い、数回でしたがバレエのクラスにも参加しました。 バレエのクラスは男性は場違いな感じがありました。(個人的な感想) 受講者はほぼ女性、かつレオタード姿で、若干目のやり場に困ることも。 また、徹底的に柔軟性が求められる舞踊で、7年間少林寺拳法をやっていたにも関わらずきちんとストレッチに取り組んでこなかったため、

      • 道 011 ダンス

        初めて挑戦したテーマパークのダンサーオーディション。 右も左もわかりませんでしたが、その道に将来への希望を見出すことができました。 オーディションをきっかけに私は本格的にダンスを学ぶため会社を退職し、朝はホテルでアルバイトをしながら、夜はジャズダンスのレッスンに通い始めました。 ただし、自分の年齢のことも考え、挑戦する期間を1年と決めました。 私が入門したのは、パレードダンサーの彼から教えてもらったHKという先生のスタジオでした。 オーナーのHK先生は歌劇の男役出身のダン

        • 道 010 オーディション

          はったりの書類が審査を通過したことで関東の有名なテーマパークのダンサーオーディションを受けられることになり、私の気持ちはかなり高揚したように思います。今から26年も前の話です。 パレードダンサーに出会ったのが11月。 話を聞いて雑誌を買い、記憶が定かではないですが急いで締め切り間近のオーディションに応募したのが11月下旬。 そして書類審査が通り、12月半ばにオーディションを受けるため東京に行くことになりました。 ただ、ダンスに強く興味はあったもののオーディションに必要とな

          道 009 トライアル

          テーマパークの仕事に就きたくて色々模索している中で出会ったパレードダンサー。 ダンサーの彼が教えてくれた「オーディション」という雑誌を買ってみるとちょうど関東の大型テーマパークの募集が載っていました。 それも締め切り間近でした。 ダンスを学んだことはありませんでしたが、とにかく履歴書を送ることにしました。彼が言う通り、まぐれで合格できるかもしれないからです。 このチャンスを逃してはいけない。そう思いました。 ところが、よく募集要項に目を通してみると芸歴の記入が必要でした。

          道 009 トライアル

          道 008 出会い、そしてダンス

          ずっと人に夢と感動を与える仕事をしたいと思い続け、ようやく見つけたテーマパークという世界への道。 ところが、具体的にテーマパークという目標は見つかったものの、あまりにも漠然としすぎていてどうすればいいのか分からない日々が続きました。 今のようにインターネットはなく、情報を得るといえば人づてに聞くか図書館に行くかといった程度の時代です。 当時誰にどう聞いたのか覚えていないのですが、テーマパーク作りは映画の手法が基になっており、テーマパークの仕事に就くなら映画を勉強するのが

          道 008 出会い、そしてダンス

          道 007 見つけた!

          「人に夢と感動を与える仕事がしたい」 中学生の頃からそう思い始め、それを人生の指標としてきました。 夢と感動が人の心を輝かせ笑顔を生みだすことが出来る。 そして心を輝かせ笑顔でいられる瞬間こそ、人にとって一番幸せな時間であると信じて、それを作りだせる仕事に憧れを抱いたのです。 その思いを果すため、様々な表現方法を考えました。 漫画、絵画、小説、映画など。。。 試行錯誤する中で一つわかったことがありました。 それは、見たり聞いたりするだけでなく、体全体で感じるものこそが一番素

          道 007 見つけた!

          10年前に書いた未来日記を振り返る

          2010年に会社員として降格という挫折をあじわいました。 降格は精神的な苦痛が大きく伴います。 なんとか自分を変えたくて自己研鑽を始め、その中でマインドマップというノート術に出会いました。 私が生涯研究して広めていきたいと思うビジュアルシンキングとの出会いでもありました。 2013年、マインドマップを開発したイギリスのトニー・ブザン博士が来日し、マインドマップのインストラクター講座を開くとのことで、自分を変えたい一心の私は決して安いとは言えない多額の受講費を支払って上京し、

          10年前に書いた未来日記を振り返る

          道 006 ストリートミュージシャンとの出会い

          将来は人に夢と感動を与える仕事がしたい。 そう思っていた大学3年生のある日の出会いの話です。 その日、大阪城から京橋駅(JR・京阪線)に向かって歩いていました。 そこで見かけたストリートミュージック。 外国人の男性がギターを弾きながら、確かビートルズの曲を歌っていたように記憶しています。 優しい表情でギターを弾きながら歌う彼の歌声になぜか心惹かれ、立ち止まって少しの間彼の歌を聴いていました。 いくつか曲が終わったタイミングで声をかけました。 片言の英語です。 彼は「もう少し

          道 006 ストリートミュージシャンとの出会い

          「昭和か!」と突っ込まれそうだけど仕事で大切と思うこと

          ある一定期間、しんどくてしんどくてたまらない!というくらい仕事に追われる、没頭するという時間は、ビジネスパーソンにおいてとても大切なように思います。 もちろん、体を壊したりメンタルを病むまで働くというのは違って、あくまで心身ともに健康あっての話ですが、大変な時間を経験するほどビジネスパーソンとしてのスキルが上がり、人としても強くなると思うからです。 もともと人間や生物には本能として進化する力が備わっていて、苦難を乗り越えれば乗り越えるほど強くなっていく本質的な成長力がある

          「昭和か!」と突っ込まれそうだけど仕事で大切と思うこと

          ピラミッドストラクチャー

          ピラミッドストラクチャーとは、紙面に四角の箱を書いて情報を整理するためのツールです。 ピラミッドストラクチャーを用いることで、すごく人に伝わりやすよう論理的に内容をまとめることができます。 まず、結論を1に書きます。 結論とは相手に伝えて承諾してほしいことです。 これは仮説(恐らくこうだと思う)ということで問題ありません。 ビジネスの場合では、ほぼ仮説を証明したり、仮説だけど成功する確率が高いのでやってみたい!ということを書くことになります。 例えば、「ショッピングモール

          ピラミッドストラクチャー

          「やってみる」の先

          先日、たまたま休憩中の職場のメンバーに声かけしたところから本の話になり、それをきっかけにそのメンバーが本を通して自己研鑽に努め始めました。 アドバイスしてはその内容に頑張って取り組むので、内容を伝えた私としては大変嬉しい反応だったのですが、最近メンバーから改めて報告があり、昇格を勝ち取ったとのこと。 アドバイスする側としてこれほど嬉しい報告はありません。 それと並行してこういったこともありました。 夏の期間、インターンとしてアルバイトにきてた学生がおり、2度ほど声をか

          「やってみる」の先

          記録は大切

          どの仕事でも共通することだと思いますが、記録はとても大切です。 私は施設運営の仕事に携わっていますが、トラブルが発生したり、新しい企画の見通しを立てる際に過去の記録が大変役立ちます。 記録する際には定量(数字)と定性(文章で表現する状態)の2つで取りまとめていくことが有効です。 仕事だけではなく、日記やメモという記録の積み重ねも、より豊かな生き方につながると思っています。 記憶には限りがあり、脳の構造から記憶は時間を重ねると書き換えられたり、他の記憶と混在することも多々

          記録は大切

          空・雨・傘

          空・雨・傘というフレームワーク(物事を考える枠組み)があります。 状況から仮説を立てて行動し、目標達成や問題解決を行うための考えるプロセスを3つの言葉で表したものです。 空:事実(その時の状況) 雨:解釈(事実から想定される仮説) 傘:行動(解釈から起こすアクション) 空・雨・傘は、会社員として挫折した時、なんとか自分を変えたいと思って読書やビジネススクールを通してロジカルシンキングを学んでいる中で知りました。 シンプルだけどとてもよくまとまった理論だと思います。 も

          空・雨・傘

          最強のフレームワーク

          以前勤めた会社で学んだ、私個人として最強と思わえるフレームワークがあります。 フレームワークとは考える枠組みのことで、何かを行う際に漏れのないよう準備や実施することができ、物事の成功の確率を高めることができるものです。 簡単な例でいうと5W1Hがあります。 いつ(WHEN)、どこで(WHERE)、誰が(WHO)、何を(WHAT)、なぜ(WHY)、どのように(HOW)するか これを押さえることで、漏れなく報告したり、物事を実行することができます。 さて、最強のフレームワー

          最強のフレームワーク

          Atomic Habits 続けること、習慣化の大切さ

          「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」という本があります。 小さな変化が大きな違いをもたらすこと、習慣の積み上げがいかに人生に影響を与えるかについて書かれています。 人生に影響を与える習慣を身につけるために、ハードルを下げることが大切なようです。 例えばダイエットを決意しても、いきなりハードなことは続かない、それよりもあまり効果はなさそうでも、簡単なエクササイズに取り組んで毎日積み重ねていくことが重要、みたいな内容です。 ダイエットで大きく成果が見込める”ライ

          Atomic Habits 続けること、習慣化の大切さ