気力を養う
制心訓練法の最大の利点は、気力を養えることにあります。しかし、気力を養うのに適した時期があり、年齢が高くなりすぎてからでは難しい面があるようです。例えば、私自身が今(48歳)から20代後半の頃と同じように毎日稽古をしようと思っても、気力が続かないかもしれません。制心訓練法は体力をそれほど必要としませんが、気力は不可欠です。
若い頃は誰もが気力に満ち溢れているため、養気の必要性を感じることはありません。しかし、歳を重ねてから気を養おうとしても、始めて続ける気力が不足していることがあります。そのため、理想的には20代後半から30代のうちに制心訓練法を始めておくことが望ましいでしょう。
もしそれ以降の年齢で始める場合は、これまでの経験と知識を活かすことが重要です。さらに、自主性と創意工夫を発揮し、試行錯誤を重ねることが不可欠となります。年齢に関わらず、制心訓練法に取り組む際には、強い意志と柔軟な姿勢を持つことが成功への鍵となるでしょう。
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(武術気功健康教室|大阪府四條畷市)