共同マガジン|レオンファミリーの誕生日は2024年5月19日。 参加者は200名以上。 目的は愛を届けること。この一点。 トップの表示の文言やタイトル画面は変更しないでほしい。 変更された場合、予告なくマガジンから追放することがあるから注意。 詳しくはこちらから。 https://note.com/leon0812/n/ne50160a3b856?magazine_key=mfb3685bde725
開催概要 ・日時:2024年11月30日(土)14:00~15:30 ・場所:新大阪駅徒歩3分のスタジオ(お申し込み後に詳細をお知らせいたします) ・定員:2名(現在1名様決定、残り先着1名様) ・参加費:会員 5,000円/非会員 10,000円 (先着10名様限定の入会金無料キャンペーン中) ## セミナー内容 道家武術の奥義「站樁(タントウ)」「推手」を中心に、武術における瞑想の実践と応用を体験していただきます。触れた瞬間に相手の重心をコントロールする「制心」も体感
武術の世界において、真の対戦相手は常に自分自身であるという深遠な真理がある。我々武術家が日々の稽古で向き合うのは、昨日までの自分の限界や弱さであり、それを超えていく過程こそが修行の本質といえる。 特に制心道では、相手と戦うことよりも、自己の内なる葛藤との対峙を重視する。正中制心(站樁/立禅)の修行では、身体の重心を意識し、心の動揺を制することが求められるが、これは決して容易なことではない。しかし、この困難な過程で培われる精神力と身体能力は、確実に昨日までの自分を超えていく力
何でも案外「やればできる」 人生において新しいことに挑戦する時、多くの人は「自分にはできないのではないか」という不安や恐れを感じる。しかし、制心道では、まずは「できる」という前提で物事を始めることを重視している。これは単なる楽観主義ではなく、実践的な智慧といえる。 我々の身体には無限の可能性が秘められている。站樁(タントウ:立禅)の練習を始めた時、最初は3分も立っていられない人でも、継続することで30分以上楽に立てるようになる。これは「できる」と信じて実践した結果であり、
孝行者は幸せに、不孝者は不幸になるという… 親への孝行と不孝について、深く考えさせられる問題を論じてみたいと思う。 最高の親孝行とは、親の期待や願いを叶えて、(あるいは超えて)自分の人生を輝かせることだと考えている。 一般的に、親は子どもの幸せを願い、健やかな成長を望んでいる。しかし、その願いは時として子どもの可能性を制限することもある。 真の親孝行とは、親の想像を超えて成長し、自立した人間として、社会に貢献できる存在になることではないだろうか。それは必ずしも社会的な
不調を感じた時に早めに対処することの重要性について、武術の観点からお話ししたいと思う。 我々人間の身体には素晴らしい自己治癒力が備わっている。この力を最大限に活かすためには、身体からのシグナルに敏感になり、些細な違和感の段階で適切な対処をすることが大切だ。 武術の実践者として長年の経験から言えることは、深刻な症状として現れる前に、必ず何らかの前触れがあるということだ。たとえば肩こりが酷くなる前には、首筋の張りや違和感を感じるはずだ。腰痛が激しくなる前には、立ち上がったりす
心の完全な制御を実現できれば、人は無限の可能性を手にすることができる。物理的な三次元の制約を除けば、実現できないことはない。 我々が日々追い求める夢や希望、そして目標の達成というものは、実は心の制御能力を向上させるための修行の一環といえる。 もし最初から自分の心を深く理解し、完璧に制御できる境地にあれば、人生において特別な行為は必要なく、ただ瞑想を通じて解脱という究極の境地に到達できるだろう。 これがラージャ・ヨーガの本質である。 しかし、私を含む大多数の人々はそのよ
武道や芸道における「守破離」という概念は、修行における重要な段階を示す指針として広く知られている。この修行過程における各段階の期間について、実践者としての経験を踏まえて考察してみよう。 「守」の段階は、師の教えや伝統的な型を忠実に守り、基本を徹底的に修得する時期となる。一般的に黒帯を取得するまでの1〜3年程度が目安となる。制心道で言えば、正中制心(站樁/立禅)や微動歩といった基本功の修練がこれにあたる。この段階で重要なのは、自分の解釈や創意工夫を差し挟まず、ただひたすらに基
「気」と身体(命の体現)は、まさに神聖なる存在だ。古来より東洋の叡智は、人体を小宇宙と捉え、その中に無限の可能性が秘められていることを説いてきた。道家思想では、この身体を「気」という生命エネルギーの源として大切にし、それを通じて天地との調和を図ることを重視する。 あなたの身体は、生まれた時から今この瞬間まで、絶え間なく活動を続け、あなたの生命を維持している。心臓は休むことなく血液を送り続け、肺は酸素を取り入れ、細胞は刻一刻と新陳代謝を行っているのだ。これらの営みは、私たちの
もしあなたが継続的な成長を目指すなら、環境設定は重要だ。 スキルの習得や目標達成において、多くの人は才能や意志の強さを重視しがちだが、実は最も重要なのは適切な環境設定といえる。継続できないという悩みを抱える人の多くは、この環境設定に問題があることがほとんどだ。 確かに、ある程度の集中力が身についた段階であれば、どのような環境でも修練は可能だろう。しかし、特に始めたばかりの段階では、理想的な環境作りに知恵を絞ることが賢明といえる。環境を整えることが困難であればあるほど、その
いい仕事とは何か。この問いに対する答えは、人それぞれの価値観によって異なるものの、普遍的な要素が存在すると考えられる。 まず、いい仕事とは、社会に対して明確な価値を提供できるものだ。それは単なる金銭的な価値だけでなく、人々の生活を豊かにし、社会の発展に寄与する要素を含んでいる。 たとえば医療従事者が患者の命を救う仕事や、教育者が次世代を育成する仕事は、まさにその典型と言えるだろう。 次に、いい仕事には持続可能性が伴う。自分自身の生活を維持できる収入を得られることはもちろ
人を許すということは、時として大変困難な課題だ。特に深く傷つけられた経験がある場合、その人を許すことは精神的に大きな負担となる。しかし、許せない感情を抱き続けることは、自分自身を苦しめ続けることにもなってしまう。 そこで提案したいのが、「許してやる」という考え方だ。これは上から目線の表現のように聞こえるかもしれないが、実は自分を解放するための有効な心理テクニックといえる。 「許す」という行為に対して心理的な抵抗がある場合、あえて「許してやる」という表現を使うことで、その行
「デキる」だけでは支持されない… 現代社会において、リーダーシップの在り方が大きく変化している。従来は過去の実績や能力が重視されてきたが、デジタルネイティブ世代が台頭する中で、そのような価値基準だけでは不十分となってきている。 現代は優秀さや能力が急速に陳腐化していく時代だ。そのため、これからのリーダーには、悠久の時を経て受け継がれてきた道徳やヨーガなどの東洋宇宙哲学への深い理解が不可欠となっている。人の「気」や心の本質を理解し、大自然との調和の中で組織を導いていく能力が
AIがもたらすのは繁栄か破滅か…いずれにせよ我々は変化に対応して生き抜くしかない。 人類の本質的な平等性と偉大さを理解する上で、「気」という概念は極めて重要な意味を持っている。かつての日本人は、この「気」を日常的に意識し、生活の中で自然に受け入れていた。 しかし、第二次世界大戦において、日本人特有の精神性に衝撃を受けたアメリカは、戦後、日本人の精神文化や信仰心を否定的に捉えるような教育政策を展開した。皮肉なことに、アメリカ自身は強い信仰心を国家の基盤としているにもかかわら
至福の絶頂にいようとも、絶望のどん底にあろうとも。 人生において「楽しみ」というものは、過去の思い出ではなく、常に未来にあるものだ。これは瞑想|武術の修行においても同様で、日々の練習の中で新たな発見や進歩が待っている。 我々は往々にして「昔は良かった」と過去を美化したり、「若い頃に戻りたい」と懐古的になりがちだが、それは人生の本質を見誤っているのかもしれない。 武術の修行者として、私は年を重ねるごとに「気」と身体への洞察が深まり、技の洗練度が増していくことを実感している
瞑想|武術の修練において、観察力は極めて重要な要素だ。技の修得と実践、そして護身術としての実用性を高めるためには、鋭い観察眼が不可欠となる。 技術の向上には、他者の優れた動きや自身の不完全な部分を詳細に見極める必要があり、これには外部への観察力と内なる自己への洞察力の両方を磨くことが求められる。 この観察力を養うには、意識的かつ持続的な観察の実践以外に方法はない。内外への観察力が十分に培われれば、その後は試行錯誤を重ねることで着実な進歩が期待できる。 しかし、この観察力
トランプさんが勝利した。世界は変化し、日本も大きな影響を受ける。 思うように世界を変えたいという気持ちは誰にでもあるだろう。しかし、その思いが強すぎるあまり、自分の周りの環境や他人を変えようとして苦しむ人が少なくない。実は、世界を変えることは極めて困難だが、自分を変えることはそれよりは可能性がある。 道家思想では、自然の流れに逆らわず、状況に応じて柔軟に対応することを説いている。これは武術においても同様で、相手の力を利用し、状況に応じて対応を変える柔軟性が重要視される。相