【第五回】東洋医学ってなに?を0から学ぶー頑張れば疲れるの法則ー

前回は「物事の曖昧さ」について陰陽論の視点から少し踏み込んだお話をしました。
今回は陰陽論の別の法則をお話します。

今回は

①太極図における陰陽パート3

についてのお話です。

陰陽論は陰と陽がそれぞれ存在する事で太極となる、というお話を今までしてきました。
だからこそ、陰陽それぞれの「バランス」が重要となります。
今回はそんな陰陽のバランスのお話です。


まずは皆さんに質問です!!!



何かを頑張り過ぎたら疲れませんか!!?

「そりゃそうだ」
と言われそうですね。

ですが、これもまた陰陽論の一つの法則となります。


陰陽はそれぞれバランスを取り合っています。
であれば、当然陽が大きくなればバランスを取るために陰も大きくなるわけです。


「頑張る」と「疲れる」で考えた場合、頑張るは「陽」で疲れて休むのは「陰」となります。
そのため、頑張れば頑張る程その反動で疲れてしまいドップリ休む事になるわけです。

自分の経験で言うとテスト勉強なんかが当てはまります。
計画立てて勉強するのが苦手だった自分は基本一夜漬けをするタイプでした。
なので寝ない様にカフェインをガンガン摂取していたんですね。
いわゆる元気の前借りです。

するとテストが終わるとどうなるか?と言うと、緊張感が切れ、疲労に襲われドップリ眠りにつくわけです。

これが「頑張れば疲れるの法則」です。

でも、これは何も「頑張る」と「疲れる」だけではありません。
この法則は全ての陰陽=対比に当てはまります。

好きだった人が嫌いになる。
これもこの法則です。
更に言えば好きであればある程その反動で嫌いになります。
ファンが一転してアンチになるのはこの法則のためですね。

でも、逆もあります!!!

アンチが一転してファンになる事もあるわけです。
例えばクレーマーは自分の思いを伝えてくるため、コチラに対してある程度なんらかの思いがあるわけです。

思いがなければ何も言わずに去っていく、いわゆる「サイレントクレーマー」となってしまいます。

そのため、直接言ってくれるクレーマーの方が対応次第ではファンになってくれる可能性が高いわけですね。
もしかしたら「厄介だな」と思うクレーマー程、後々大きなファンになってくれるかもしれません。


という事で、今回は「頑張れば疲れるの法則」についてお話しました。

この法則は様々な事に応用できます!
ぜひご自身の生活に当てはめて考えてみてください。

皆さんの参考になれば幸いです。

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