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【読書記録】齋藤孝 著『読書する人だけがたどり着ける場所』

「本物の《教養》は読書で身につく」という帯文と、タイトルに引きつけられて購入した本について紹介します。

タイトルは、『読書する人だけがたどり着ける場所』
著者は、テレビなどでも見る機会がある、教育学者の齋藤孝さんです。

本を読むことが教養を身につけるために効果があることはわかっていても、なかなかそのための時間を確保できなかったり、確保できるはずなのに別のことに時間を費やして後悔してしまったりするひと(僕のような)にも、必見の内容かもしれませんよ!


読書する人だけがたどり着ける場所

ネットで読む文章と読書の何が違うっての!?

いまの時代、わざわざ本を読まなくても「ネットでたくさん文章読んでる」じゃないのと思われるかもしれません。

著者の齋藤さんもそこは別に否定していません。

でも、読書で文章に触れることと、ネットで文章に触れることには、大きな違いがあると本書では言っています。

僕もおぼろげにそんな感覚はあったのですが、はっきりと言語化できるだけのものはもっていませんでした。
そのへんが気になるというひとは、ぜひその答えを本書を手に取り確認してみてください。

読書を自分のものにできるコツは“⚪︎⚪︎”!

僕もショボイながらに読書を重ねてきたなかで自分の経験や体験を振り返ってみると、「身についた!」と思えた読書(勘違いでもかまわない)というのはいくつかありました。

一方で、そうではないものもあったのですが、その違いはなんだったんでしょうか?

著者は、そこもハッキリと言葉にして本書のなかで教えてくれています。

それを知ったとき、僕も「たしかに、好きな本や著者の言葉は、自分の〇〇で捉えていたな…」と思ったんです!

効果的な本の読み方も丁寧に教えてくれる

この本の内容は、読書をしてきたひとが上から目線で説いているようなものではありません。

そこはさすがテレビなどで見る齋藤孝さんのイメージそのままに、やさしく丁寧に、かつ具体的な読書におすすめの本も紹介してくれています。

そこで紹介されている本は、例えばいまの僕にはまだ難しくてハードルが高めな内容のものだったとしても、いずれはこの本が読めるようになるためにもっと読書を習慣化していこうと思わせてくれるものでした!

『読書する人だけがたどり着ける場所』目次紹介

序章
なぜ、いま本を読むのか
第1章
読書をする人だけがたどり着ける「深さ」とは
第2章
深くなる読書 浅くなる読書 何をどう読むか
第3章
思考力を深める本の読み方
第4章
知識を深める本の読み方
第5章
人格を深める本の読み方
第6章
人生を深める本の読み方
第7章
難しい本の読み方

人間力をつけたいから読書する

僕にとって読書をする意味というのは、「人間力をつけたい(深めたい)から」という一言に集約されています。

それもいままでは、ボヤッとしていました。
「本を読むとあんな感じの頭よさそうなひとみたいになれるかも…」みたいな。

ただのアホですね・・・

ちょうど最近知り合ったひとで、なにごとも受け身で言い訳がましく、何かあるとひとのせいにするというひとと仕事をする機会が多かったです。
そのひとを見ていて、ずっと「浅はかだなこのひと」と思っていました。
と同時に、自分はもっと強くならなければならないと思ったんです。

自分に足りないものや弱点にいいかげん目を向けて本気にならないと、自分をとりまく周りのひとたちのレベルも上がっていかないのではと気付かされたんです。

そのために、何からはじめようかと僕のバカな頭で考えて思いついたことのひとつが、読書をするということなのですが、そのことに対して背中を押してくれるようなこの本の内容には、とても感謝しています!

毎度ヘタクソな文章でごめんなさい。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました!

読書する人だけがたどり着ける場所


Shin

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