投資家みたいに生きろ
先日、この本を読了しました。
知り合いの教授がオススメしていたので、読んでみたのですが、たしかに他の方におすすめ出来るくらい勉強になる本でした。
投資家とありますが、具体的な投資家として生きていくことを提言する本ではなく、投資家のマインドを教えてくれる本でした。
以下、わたしの気に入ったところをご紹介します。
まず、将来に向けたお金の話です。
将来のお金の不安をなくす方法としては
若いうちに沢山稼ぐことと支出を抑えること
が一般的に思い浮かぶ方法である藤野さんは仰っていましたが、投資家的な解決方法は少し違うそうです。
その方法とは…
長く働き続けることと収入の一部を投資に回すことの2つだそうです。
そして、将来の金銭的な不安を無くす選択は上記4つの方法を組み合わせて行っていくことが大切のようです。
なるほどなるほど。お金を投資に回すということは理解できますが、長く働き続けることが投資家的な目線に繋がるというのは面白いと思いました。
続けます。
そして、次に日本人は2つのグループに分けられると書いています。
失望を最小化する人たちと希望を最大化する人たちです。
圧倒的に多数派なのが前者で、少数派が後者のようです。これは、ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンらの「プロスペクト理論」でも実証されています。
希望を最大化する人達とは、「将来は明るいし、挑戦した方が喜びは大きなる」と前向きに考える人たちです。社会に貢献するために、自らできることを積極的に取り組み、変化望んで希望を最大化するべく行動します。
この人たちは「何もしないことはリスク」と考えているので、常に動き続けようとします。ですが、その時に大切なのは現在の状況を把握し、ちゃんと考えてから決断してチャレンジするということです。
ぜひ、チャレンジする人生を選んでいきましょう!
次に、この本では投資の本質とは、「今、この瞬間にエネルギーを投入して、未来からお返しを頂くこと」と定義しています。
そして、エネルギーは5つに細分化されます。
それは…
主体性 時間 お金 決断 運
の5つです。
その中のお金のお話について少し触れたいと思います。
ここで、コンビニで買ったお茶の「150円の行方」の話がでてきます。
何気なく支払ったお茶の150円は、直接的にはコンビニの売上となります。しかし、その裏では飲料メーカー、運送業者、倉庫会社、お茶の農家や農協、パッケージの印刷会社やデザイナー、お茶のCMの広告代理店やタレント事務所……
と無限に広がっていきます。
わたしたちが使ったお金は、誰かの給料になっているし、わたしたちが得る給料も誰かの使ったお金なのです。
こうして全ては繋がっており、お金を通じて誰かを支え、お金によって誰かに支えられている。お金って、どちらかと言えば悪いイメージを付きまといますが、このように考えればお金とはカラフルで明るいものに思えてくるはずです。
と書かれており、わたしは「オラワクワクすっぞ」という気持ちになりました。はい。その気持ちになっただけです。
続けて、ご質問します。
昨日、1日で使ったお金の金額と内容を答えられますか?1円単位で思い出して見てくだい。
…
…
…
なかなか完璧に答えられませんよね。そう、わたしたちは消費活動に無自覚な状態なのだそうです。
ここで、お金を使う行為で大切な考え方があります。
「消費=応援」
と、このように考えると、あなたがお金を使う行為は力を持ち始めます。
目の前の商品を「応援する」という意識で財布からお金を取り出すよう意識するだけで、お金の使い方が変わります。
また、「これって投資?これって浪費?」という言葉を自分に投げかけながら、お金を使うよう意識すると、無駄なことにお金は使わなくなります。
たったこれだけを意識するだけで、お金の使い方が変わるなんて、目からウロコで……「オラワクワクすっぞ」という気持ちになりました。はい。
以上、この本に書かれていた内容をほんの少しだけ紹介しました。どうでしょうか?
なかなか参考になる部分はあったと思います。他にも、勉強になる内容がたくさん盛り込まれていたので、気になる人はぜひ、お手に取って読んでみてください!!
そして、「オラワクワクすっぞ」という気持ちを体感してください。
それでは、さよなわんわん🐕