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初めて場作りを経験した感想。

今日は初めて「場づくり」というものに触れたので記録を残しておこうと思います。

僕が勤めるロックヒルズガーデンでは「繋がりの創出」を最大の価値として掲げています。繋がりが増えれば幸せになる機会も増えてハッピーだよねっていうことです。

10月になると少しづつ客足が減ってきます。閑散期というやつです。お客様が来なくなると、時間的にも労力的にも余裕が生まれます。そうなると次にやるべきことは「お店をどうしたいか、どうしていくか」という点です。

普通に営業するという点においては、これまでの繁忙期、よくやれた方だと思っています。だからこそ今は次のフェーズに進む必要があるなと感じていました。 

しかし、お店の運営側に立ってから10ヶ月くらい経ちますが、今まで自分が起点となって繋がりを作れた経験は無かったように思います。

イベントなどの場を作るとき、人が集まらなかったらどうしようとか、面白くなかったらどうしようなどやる前に不安なことがたくさん浮かんでどうしても決断できずにいました。

やらない理由はたくさんあったけど、よく考えてみたら、「やったことがない人」よりも結果はどうであれ「やったことのある人」の方がカッコいい気がしたので、重い腰を上げてやってみました。

今回僕がやったのは、学生と大人がフラットに話せる場作りです。

僕の職場には就活を控えた大学3年生が多くいて、最近になってよく将来のことを相談し合うようになりました。よーいどんでキャリア形成を始める日本の文化は少し変だよねって意見もありながら、なんだかんだでみんなやるんですよね。

そういう時によく挙がるのは、「どうしたら良いかわからない」とか「自分が働いてるイメージが湧かない」というものでした。

それはそうですよね。働いたことないんですから。けど選考は始まっていくし、どんどん道が狭まるような窮屈感があります。

どうしたもんかねぇ、なんて思っていても仕方ないので、じゃあ働いたことのある人から直接話を聞いた方が良くね!ってな訳で今回開催に至りました。

就活とは別で、自分のことを否定して来ない大人と話したい、そんな需要は案外多いのかもしれません。

僕は店長をしていることもあり、比較的大人の方と話す機会はある方です。それでもやっぱりより多くの人の価値観に触れる方が選択肢が広がると思います。

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自分の選択を信じれない、就活というものへの恐怖、選択肢の多さに圧倒される。

いろんな悩みがある中で、それを同世代と共有して、社会人に向けてアウトプットする。

たったそれだけのことなんだけど、「聞いてくれる人がいる」のは大きいんだと思います。

この場に集まれば、内定が決まる訳でもないし、ビジョンが生まれる訳でもない。それでも、同じ悩みを持った人が集まり、打ち明け合うというだけで楽になったり、なんかポジティブになったり、少しでも人生が豊かになる感覚が芽生えるように思います。

参加してくれた学生の表情を見ても、始まる前より終わった後の方が楽しそうな気がしました。

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こういう会があったら良いよねという思いはあっても、実際にやってくれる人は少ないのが現実です。

僕自身うまくファシリテーションできた訳ではないし、ためになること言えた訳でもないんだけど、「実際にやった人」には成れたので良かったです。

やってみて初めて気付くことがあるし、自分が出来ないことを認識できるし、人生ってやっぱり色々経験した方が良いんですね。知らんけど。

何よりやってみて思ったのは、こーゆーことしたいんだけど…って僕が言った時に、「やろうよ!人は集めるから」と言ってくれる仲間がいるのって幸せだなぁということです。

良い人たちがたくさんいて嬉しいです。

次やるかはわからないけど(やれよ)、もっと上手に進行したり、コミュニケーション設計を立てれたらいいなあと思います。

参加してくれた皆さん本当にありがとうございました!楽しかったですーー

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