セルフコーチングの第一歩:リフレーミングのススメ
もう書けない。
これまで「1000日チャレンジ」を完走し、「100日インスタチャレンジ」もなんとかクリアし、今日まで通算1111日間、書き続けてきました。
3年以上にわたって書くネタを探し、頭をひねり、キーボードをパチパチしていて、「もう書けない」と思ったのは一度や二度ではありません。笑
できない言い訳ならいくらでも浮かびます。
今回は言い訳を深掘りしていった結果、いま陥っている状況は「続けることが目標になっているから」ではないか、というところに落ち着きました。
楽しく書ける話もあれば、話の展開に苦しんだ話もありました。こうした過程を通して、自分の学びを深めたいと思ったのが、書き始めたときの目標でした。
でも。
1111日も書いていれば、なんとなく形にすることはできるようになってきます。それっぽいことも書けてしまう。なんだか足りない、もう少し煮詰めたいと思っても、その日のうちに公開ボタンを押すしかありません。
これが、一番苦しかったことですかね……。
ところで、イラッとモヤッとする事象を、別の枠組みからみることを「リフレーミング」といいます。
「水が半分くらいまで入ったコップ」を見て、「半分しか入っていない」と思う人もいれば、「半分も入っている」と考える人もいます。このように、視点を変えることで物事の感じ方を変えるわけです。
「トゲのある言葉」を、「ハッピーワードガチャ」に入れて「ま~るい言葉」にしてみるチャレンジは、まさに「リフレーミング」の練習でした。
「リフレーミングノート」という、欠点をリストアップしてポジティブワードへと変換するトレーニングを変形させたものです。
コーチングで使われる技術は100個くらいあるそうで、「リフレーミング」は好きなフレームワークのひとつです。
「ハッピーワードガチャ」シリーズは3回できればいいかも……と思っていたけど、なんとか10回できました。笑
このトレーニングを通して、わたし自身が「書けない」悩みを見つめ直してみたかったのでした。
やってみて、この発信が「誰かへの応援」につながっているのか?という不安に気が付きました。
コーチングは、言い換えると、クライアントを応援する仕事といえます。なのに、発信が応援になってないんでは、そりゃ楽しくないよな……。
馬場啓介さんの『迷ったら、自分を好きでいられるほうを選べばいい』には、こんな言葉があります。
おおおおお! わたしに足りなかったのはこれかもしれない!
リフレーミングをして自分に問いかけてみると、悩みの原点にたどりつけることがあります。
また、リフレーミングの習慣をもつと、相手の視点で考えることができるようになったり、自然にプラス面に目を向けられるようになったりします。なによりセルフコーチングがやりやすくなります。
自己肯定感が低めかも、という方は一度やってみてください。「わたし、なんで落ち込んでたんだっけ?」となるかもしれません!
「ハッピーワードガチャ」シリーズもぜひ。
明日は更新を休もうかな。「やらないことを決める」のも大切だから。