見出し画像

【モヤカラ♪ vol.45】お片付けのルールで我が家のWin-Winを考えよう

子どものころ、習慣にしておけばよかったなと思うことが、たくさんあります。

運動とか、食事などの健康習慣。読書や勉強といった学びの習慣。オトナになったいまだから分かる、「これやっておけばよかったー!」の第一位は、「お片付け」の習慣です(わたしの場合)。

わたしの母は「超」の付くきれい好きだったので、実家にいたころは何も考えなくても片付いていったんだもん……。

そんな家族の「甘え」を一手に引き受けてくれているのが、「母」だったのだなと、第45回「モヤモヤをカラッと♪(モヤカラ♪)」のゲスト・貴代さん(@513takachin)のお話を聞きながら感じました。

息子さんとご主人の3人で暮らしている貴代さん。もともと「モノをあまり持ちたくない」主義だったそうですが、子どもが生まれてからは、そういうわけにもいかず。

「まぁ、いいか」

と考えるようにしていたそうです。

でも。

ぜったい譲れない場所がある。

玄関だけは……

玄関だけは、キレイにしておきたいのよーー!!!

貴代さんが玄関をキレイに保ちたいのは、玄関が「運気」の入り口だと思うからです。

たしかに、疲れて帰ってきて玄関が散らかっていたら、よけいに気分が下がってしまいそうですよね。

というわけで、「靴を脱いだら揃えようね」と何度も話したそうですが、メンズたちは、なーんも気にしてくれないのです。

マジかい、きみたち!?

実は『7つの習慣 ファミリー』という本には、子どものお片付け習慣に奮闘した、あるお母さんの話が出てきます。

子どもたちにとってのWinと、親にとってのWinをみんなで話し合い、「Win-Winの実行協定」を作成したという内容です。

<親の約束>
・「洋服代」として毎週お金を渡す
・お買い物のときは車で送る
・衣類の繕いが必要なときは手助けする
<子どもたちの約束>
・自分で服を洗濯し、畳んで片づけ、整理をする
・もし脱ぎ散らかしてある服があったら、「不用品ボックス」に入れる
・ボックスから服を出すには、一着につき25セントを洋服代から差し引く

そうして、本当に服が必要になったとき、「お金は持っているでしょ? 買い物に連れて行ってあげるよ」と言うだけなんです。でも、お片付けをちゃんとせず、25セントを引かれ続けたため、子どもの手元にはお金がなかった……。

こうしたお片付けの工夫をされている方も多いのかもしれません。貴代さんも似たようなボックスを設置しているそうですが、お金の代わりに「次からどうするか」を説明する必要があるのだそう!

ここでむらけんさん(@muraken7habits)が紹介してくれた一文は、とても印象に残りました。

「私は子どもたちに責任を与えたのに、叱ってしまっては、責任を取り返すことになる」と気づきました。私が子どもたちに小言を言っている限り、いつまでたっても私の問題であり、子どもたちの問題にはならないのです。

『7つの習慣 ファミリー』

そうです。約束をしたら、もう叱る必要はありません。それは、子ども本人の問題だから。

そこで貴代さんには、「明日からできる小さな小さな一歩=チョコッと7」を考えていただきました。

「運気にアンテナを張れるように、サッカー選手のジンクスを集めて伝えてみようと思います」

スポーツ選手にはさまざまなジンクスを持っている方がいるそうです。車いすテニスでグランドスラムを達成した国枝慎吾選手は、勝負パンツが「赤」と聞いたことがありました。

「靴を揃えること」は、最初はめんどくさいことに思えるかもしれない。でも、いつかそれが当たり前のことになったら、「運気」の扉が開いて、勝利を呼び込んでくれるかもしれません。

ガミガミと小言を言うよりも、ワクワクしそうなお約束をするほうが、お互いずっと楽しいですよね。サッカー少年という息子くんに、靴を揃える習慣が付くことを願っています。

そして。

いつも家族のために家事をしてくれている「お母さん」にひと言伝えてみませんか?

「いつもありがとう」と。


貴代さんとわたしはトラストコーチングスクールのコーチ仲間でもあり、その中で貴代さんは、ペアレンツ事業部の共同代表責任者をされています。

そのペアレンツ事業部では、「育児や介護を両立している人も活躍できる企業とは?」をテーマに無料講演会を予定しています。

育児や介護を両立している人も活躍できる企業とは?
~人間関係から紐解くたった1つのポイント~
◼︎ 日時:2024年7月11日(木)14:00〜16:00
◼︎ 場所:東京ウィメンズプラザ第二会議室またはオンライン
◼︎ 参加費:無料
◼︎ お申し込み:https://peatix.com/event/3938013/view

育児や介護は女性に比重がかかることが多く、「孤独な戦い」に陥りがちといわれています。そんな状況にならないために、企業としてできることを考えていく内容です。

気になる方は、貴代さんもしくは、わたしのXのDMまでお問い合わせください。


「パラダイムシフト=パラダイムを自覚して、世界の見え方が変わる」と、自分の世界が広がります。

「モヤカラ♪」シーズン2は、ゲストのお悩みをうかがい、問題の根っこにあるパラダイムを一緒に考えることで、明日のワクワクにつながるヒントをお伝えしています。

貴代さんのお話は、こちらから聴くことができます。さすがペアレンツ事業部の代表!という子育てのポイントも紹介していただいています。ぜひ聞いてみてください!

「7つの習慣セルフコーチング」の公式サイトはこちら。

「モヤカラ♪」過去の放送はマガジンにまとめています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?