ロシア国営放送「第三次世界大戦が始まったことを認めなければならないのかもしれない」?
なんともイヤな動画を見つけた。ロシア国営放送のとある一場面だ。
この動画なのだが、番組ではアナウンサーらしき女性が何とも不穏な発言をしている。
以下に英語字幕を邦訳する。
「もしかしたら、ロシアによるウクライナでの特別軍事作戦は終了し、真の戦争、第三次世界大戦が始まったことを認めなければならないのかもしれない。ウクライナだけでなく、NATO全体を非武装化せざるを得なくなる」
――この発言はどのように捉えたら良いのだろうか? ロシアはウクライナ以外のNATO諸国に対して軍事行動を起こすつもりなのだろうか? それとも、これ以上NATO諸国がウクライナに対して支援することを牽制する為に脅しをかけているのだろうか? 核兵器の使用を想起させて。
よく分からないのだが、何ともイライラとさせる発言だ。
ロシア国営放送では、何やらきな臭い議論をよく放送している。以下の動画を見てほしい。
訳)クレムリンに支配されたロシアの国営放送で行われた、プーチンの起こしたウクライナに対する残虐な戦争についての卑劣なやり取りを見てみよう。識者は、ウクライナの子供たちには父親も家もなく、国が破壊されると言う。
識者らは「彼らはマクドナルドを食べるだろうが、それは焼かれてしまうだろう」と微笑みながら付け加えた。
とりあえず、英語字幕を邦訳してみよう。
●エフゲニー・ポポフ
「アメリカの子供たちは食べるものがない」
●アンドレイ・シドルチク
「ウクライナの子供たちは砲弾と爆弾を受け取っている。その結果、彼らの未来は安全なものとなった。(彼らの)どちらが面白いだろう? ウクライナの子供には父親もなく家もない。焼け野原になった国。アメリカの子供たちは何も持っていない。それが西側諸国がウクライナの人々にもたらしたものだ」
●エフゲニー・ポポフ
「でも、彼らにはマクドナルドがある!」
●アンドレイ・シドルチク
「えぇ、しかしそれも焼けてしまうだろう」
……ロシア国営放送、なんか品のない放送局だね。でも、多くのロシア人は拍手喝采なんだろうね。
これからウクライナはどうなっていくのだろうか? ていうか、本格的な第三次世界大戦は勘弁だぜ?
スラバ・ウクライーニ!