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世界の名画紹介(0005)- 横山大観 ”四季山水図 伝雪舟 模写" (1926-1945年)

#0005 - 横山大観 ”四季山水図 伝雪舟 模写" (1926-1945年)

★世界の名画の中から、お気に入りの作品を順次紹介していきます。(「お気に入り」なので、名画ではあるけれども有名とは限りません。娘の幼稚園の時の作品なんかも登場するかも。)

著作権をクリアしている作品だけを紹介していきますので、様々な加工を行ってオリジナルの商材(絵葉書、フォトカード、Tシャツ、スマホ待受、額装用など)に利用できます。

【画家名】
横山大観

【生誕年 - 生没年】
1868年-1958年

【国籍】
日本

【所蔵】
横山大観記念館:日本・東京

【寸法】
171 cm × 87 cm

【有料版について】--- ※この記事はサンプルとして無料公開しています

※Public Domainとなっている作品ですので、商用利用可能です。

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#0005 - 横山大観 ”四季山水図 伝雪舟 模写" (1926-1945年)

【解説】

・「四季山水図 伝雪舟 模写 横山大観」は、近代日本画の巨匠である横山大観(1868-1958)が、日本の水墨画の巨匠、雪舟(1420-1506)の作品を模写したものです。横山大観は、日本の伝統美術を現代に蘇らせることに情熱を注いでおり、この作品はその一環として位置付けられます。

背景

・雪舟は、日本の室町時代に活躍した僧侶であり、卓越した水墨画家として知られています。彼の山水画は、中国の南宋画や元画の影響を受けつつも、日本独自の自然観と精神性を反映したものであり、後世の日本画に多大な影響を与えました。横山大観は、その雪舟の作品を再現し、現代にその技法と美意識を伝えようとしました。

制作の経緯

・横山大観が雪舟の「四季山水図」を模写したのは、昭和初期のことです。大観は、東京美術学校(現・東京藝術大学)で学び、岡倉天心の指導の下で、日本の伝統美術を再評価し、現代に生かすことに取り組んでいました。雪舟の作品は、その対象として非常に重要であり、模写することでその技法や精神を深く学び取ろうとしました。

技法とスタイル

・横山大観の「四季山水図 模写」は、雪舟の原作の特徴を忠実に再現しつつ、彼自身の画風も織り交ぜられています。大観は、雪舟の緻密な筆致や墨の濃淡を再現するために、細心の注意を払いました。さらに、彼独自の「朦朧体」と呼ばれる技法を取り入れ、線描よりも色面による表現を重視しました。

意義と評価

・横山大観による「四季山水図 模写」は、単なる技法の再現にとどまらず、雪舟の精神性や自然観を現代に伝える重要な役割を果たしました。大観の作品を通じて、現代の鑑賞者は雪舟の芸術を新たな視点で捉えることができます。また、大観自身の技法と感性が加わることで、作品は新たな命を吹き込まれています


【注意書】
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