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経験投資と感謝日記~「人生を豊かに、幸せに過ごすためのヒント」【前編】

ここ最近、「幸福学」的なテーマの投稿が増えている気がします。これは自分が欲しているからでしょうかね(笑)。もちろんそれも大いにあるんだと思うんですが、やっぱりあまりにもX界隈を中心に、誹謗中傷だのネガティブな舌戦が日々繰り広げられており、それをまたマスメディアも煽るもんだから、火に油を注ぐ事態になっていますよね。まあ、だったらお前もX見るなよ、って話なんですがなんだかんだで覗いてしまうものでして・・・涙(自分にとって有益な情報が手に入る場合もあるので、なかなかやめられないんですよね・・・←言い訳)。そんなやりとりを見ていると、自分まで気が滅入るわけでして、それでこうした話題に目が行くのかもしれません。


パリ五輪・・・選手へのアンチコメントが悲しすぎる件

特に私が非常に不可思議に感じているのが今回のパリ五輪。SNS隆盛期から成熟期といいますか、当たり前になっている昨今。とにかく選手への中傷がひどすぎる気がしませんか?もはやどこかで煽りを囃し立てているんじゃないかというくらい、過去最高レベルで問題が増幅しているように感じています。誰もが自由にSNSで発信できるのはいいこともありますが、こうした「たがが外れた」状況を見ると、どうにも「SNSリテラシー」の向上は図られないものか・・・という気になります。

愚痴や批判、悪口をわざわざ全世界に発信しなくても・・・

シロートの私には到底できないレベルの練習を日々繰り返し、各国の国内大会を勝ち抜き(もちろん世界レベルの選手権での上位獲得も)、ようやく掴んだ五輪の切符。誰だって手を抜く人はいないはず。それでも当日力を出し切れる選手もいれば、残念な結果になる選手もいるわけで、それをただの「傍観者」である私たちが評価するなど、本当におこがましいと思います。ファンゆえに熱くなる気持ちは私もよーく分かりますが、それは居酒屋談義に留めるべきで、全世界に「つぶやく」必要は無いですよね。なんだか日本選手の大活躍報道の裏で、こうした「負」の側面が目についてしまい、どこか心の底から喜べていない自分がいる気がします。


さて、前置きが非常に長くなりましたが、そんなわけでふと見つけたのがこの記事「人生を豊かに、幸せに過ごすためのヒント」です。全世界的にいろいろと不安定なんでしょうね、たぶん。そんな状況だからこそ、今一度「人生を豊かに」をテーマに一緒に考えることができればと思います。

快楽順応という考え

私たち人間には「脳は何度も繰り返して起こることに順応してしまう癖がある(=快楽順応)」というものがある。これは何か素晴らしい出来事が起こった時には最高な気分になるのに、少し時間が経つにつれてその状態になれてしまい、最初の頃に感じていた高揚感がなくなってしまうそうだ。

例えば新しい家や車を購入したとき、大学に合格したときなど、その瞬間は気分が盛り上がり、嬉しい気持ちでいっぱいになるが、暫くするとその気分が徐々に薄れていき、その状態を当たり前だと感じてしまう。すると気分が満たされず、他人と比較して落ち込んだりするという。

「人生を豊かに、幸せに過ごすためのヒント」ライフハッカージャパン編集部より抜粋

たしかに!ブランド品など奮発して購入したときに、最初はドキドキ感で気分が高揚しますが、徐々に慣れてしまい、当初感じた気持ちが薄れてしまう、という話はよく聞きますよね。あとタワマン然り。まあ、私はそうした高級品と縁遠い生活をしているので、共感まではいきませんが、なんとなく理解できるような気がします。

長く持たないものにお金と時間を投資すべし!

ではどうすればいいのか?ある有名な消費アドバイザーは「形のあるものではなく経験を買いなさい」と言っている。体験したことや思い出はずっと記憶に残る。一方、高級車はどうだろうか?1年もすればその車を購入したころのような興奮を得ることはできずに、より高級な車が欲しくなったり、知人が新車に買い換えたりしたことに嫉妬してしまうかもしれない。

同上

かつてのVISAカードのコマーシャル「プライスレス~お金で買えない価値がある」ってやつですね、まさに。でもこれもまた正論だと思います。もちろんどうしても欲しいのであれば、それを購入すればいいわけですが、旅行に代表される「コト消費」は思い出となって何度でも回想できますし、それが思い出深い(印象深い)ものであれば、時間を経てより深く味わうことができると思います。それに何より元気で健康なうちしか積極的に行動できませんからね(もちろん年齢を経てからの旅行やコト消費ももちろんあると思いますが、多少身体に無理ができる時だからこそできることも多いですからね)。私はこの考えには大賛成です。

今あるものに感謝の気持ちを持つ

身の回りで感謝したいことを日記に書き綴る。1日のスケジュールの中でほんの少しでいいから感謝する時間を作るだけでちょっとした変化があるはず。目まぐるしく過ぎていく毎日だからこそ、目の前の日常にちょっと意識を集中させるだけで毎日の幸福度が上がるはず。

同上

「感謝日記」・・・効果があると聞きますよね、私も何度かチャレンジしたのですが、毎回三日坊主で・・・涙。でも、感謝日記をつけることよりも、何とかして「身の回りに感謝するもの(こと)はないか、と考える」ってことが大事なんですよね、実際は。天気が良ければそれだけで感謝だし、ご飯を美味しく食べられることだって感謝だし、いろいろ探すと感謝したいことってたくさんあるはずですよね、このように物事をポジティブに捉えるためにも「感謝日記」の効用って計り知れないかもしれません。


ということで【前編】はここまで。まとめると「モノではなくコトに投資しよう(経験投資)」と「周囲に感謝の心を持とう(感謝日記)」という二点をご紹介しました。いろいろあちこちで言われていることですし、今更改めて披露するまでもなく、ご存じの方も多いかとは思いますが、私にとっては目から鱗であり、再認識することで気持ちが落ち着いたというか、前向きになれた記事でしたので、こうして紹介させて頂きました。もし参考になりそうな項目がありましたら幸いです。ちょっと発想が「お花畑」と言われそうですが、なんだか殺伐とした昨今(平和の祭典のオリンピックですら!)ですので、少しだけでも心穏やかに生活したいものです。

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