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【本】目標設定と目標実現に向けたプロセス~「ダメな私」を今すぐやめる200のアイデア/マイケル・ヘッペル⑦

久しぶりの「ビジネス本再読」シリーズ。ここ最近はあれこれ書きたいテーマがいろいろあり、ついついそちらを中心に綴って参りましたが、今回は原点回帰。かつて読み漁ったビジネス本、自己啓発本を振り返りながら、今の時代にも生かせるヒントをまとめていきたいと思います。


「もし~だったら」思考

「もし~だったら」思考は、間違いなく人を無力化する。こうした考え方のままでは自分ではコントロールできないような環境や状況に自分の未来を委ねることになる。あなたの行動、態度、信念をコントロールできるのは、あなたしかいないのだ。一方で、自分のモチベーションを上げるのに「もし~だったら」思考をポジティブに使えるケースもある。「もし輝かしい未来を作りたいのなら、今すぐ動き始めるべきだ」

「ダメな私」を今すぐやめる200のアイデア/マイケル・ヘッペル著より

「もし~だったらなぁ」と夢想するだけでは生産的なものは生まれませんからね。それよりは「~するためには、どうしたらよいだろう?」と考える方が前向きになれますよね。気持ちがネガティブモードの時は、他人や周りが羨ましく見えてしまい、ついつい「自分が~だったらなぁ」などと羨望の眼差しになってしまいがちです(これは自分も経験があります)。しかし結局コレって嫉み以外、何もプラスなものを生み出さないんですよね。人生がこうした気持ちで支配されては勿体ない。やっぱりそうではなく、「自分だったらどうしようか?、どう乗り切ろうか?」という前向きな気持ちを持ちたいものですね。

目標を設定する(輝かしい未来を考えるためのヒント集)

活力に満ちた健康を維持する/新車を買う/いい家に引っ越す/借金を返済する/言語を学ぶ/週末の小旅行計画を立てる少しやせる/パートナーを見つける/一生に一度の旅をする/本を書く/料理を習う/マラソン(もしくはハーフマラソン)を走る/庭の手入れをする/新しい服を買う/友達と過ごす時間を増やす/家を増築する/新しい職に就く/起業する/チャリティ活動をする/ロードトリップに出る/自分の時間をもっと作るサーフィンを習う/サルサのレッスンをする/住宅ローンを完済する/早期退職するエネルギーを溜める/講座に申し込む/読書をする次に自分が何をしたいか把握する/整理整頓をする/ジェットスキーをする/自信をつける/星の下で眠る/暮らしをシンプルにする/最高級のレストランに行く/クルーズに出かける/ボランティアをする/田舎暮らしをする

同上

この本が海外で書かれたものなので、例として挙がっている内容が興味深いですよね。サルサのレッスンか・・・とか、なかなか思いつかなかったです、正直。ちなみに太文字は私が過去から現在に至るまで、意識していた目標になります(改めて読み直して見て、これ以外にも挑戦したくなってきました。)

実現させる

当然のことだが、目標を立てるだけでは不十分だ。行動を起こし、それに邁進し、実現させなければならない。そのために、考えることがある。
・自分が何を望んでいるかを明確にした
・それを書きだした

・モチベーションを上げるために、目標を達成しなかったらどうなるかを考えた
・目標に向かうために行動を起こした
・ポジティブな表現で目標のリストを書き直した
・定期的に目標を見直し、それらを達成する自分をイメージするという、目標設定の基本ルールに従っている

同上

目標を紙に書き出すと、成功率が向上するという話はよく耳にしますよね。さらにそれを目に付くところに掲げておくと、さらに高まるという話も聞いたことがあります。要は「習慣化」なんでしょうね、常に頭の中で意識しているので脳内の「潜在意識」が働くのかもしれませんね。そう考えると冒頭の「~だったらなぁ・・・」と夢想するだけでは夢が叶わない、というのが分かってくるような気がします。人間、意志力がそれほど強い生き物ではないですから、そこは周りの助けや文明の利器なども利用して目標を実現していきたいですよね。


未来派になる

「何をやってもうまくいかないとき」に、自分に聞いてほしい質問がある。そのことを未来の自分はどう思うだろうか?ということだ。今抱えている問題について「明日の自分はどう思っているだろうか?」と自問してほしい。日にちが変わってもまだ気分がすぐれなければ、「1週間後はどうだろうか?」それでもだめなら1年後、10年後・・・と設定してみよう。ポイントは時間が癒してくれるということ。そう思うことで、今の気持ちが楽になる。

同上

こういう発想も大事ですよね。先ほど意志力について触れたように、もしかしたら途中で挫折してしまうかもしれない。そんなときに「やっぱり自分はダメなんだ・・・」と落ち込んでしまうことが多々ありますよね。でもそこはある意味開き直って「ま、そういうこともある」という気持ちでいるというのもある意味大事なのかもしれません。なんといっても「三日坊主」などという有名な諺があるくらいですから。古来の人も同じように悩んでいたんでしょうね、きっと。

ですから、1日、2日挫折したからって、命まで取られるわけじゃないでしょうから、3日目からリスタートすればいいんじゃないですかね、きっと。とはいえ、その分だけ達成までの道のりに時間が掛かるわけですから、代償もあるということも認識しておかなければいけないわけですが。ただ、繰り返しますが、あんまり気にしすぎて身動きが取れなくなるよりは、こんな風に今の気持ちを楽にすることも大事だなと思います。


まとめ~実体験をもとに振り返る

今回は目標達成までのプロセスがテーマの回となりました。私の個人的なエピソードになりますが、TOEIC勉強に関しては試験日が決められていたこともあり(さらには時間に余裕があったことが大きいのですが)、そこに向けてテキストを何周しよう、であるとか、リスニング教材に関しても毎日何分聴こうというように、割と計画通りに進めることが出来ました(当然、スケジュールをタイトにしすぎず、バッファー日を設けたことも心理的負担を軽減したように思います)。

また趣味として定着したトレーニングに関しては、概ね毎日何かしらの形で身体を動かすのが日課になったようです。ま、筋トレの場合は翌日以降に鍛えた部位で筋肉痛が起きたり、パンプアップされたことが目に見えるなど、分かりやすい結果があるので続けやすいのだと思います(ま、あとはなんとしても一生に一度はシックスパックを手に入れたい←というか人間誰しも実はあるんですけどね笑、という長年の目標が未だに到達できていないからかもしれませんが・・・涙)。

一方で、挫折したものも多く、例えば台湾好きなので、台湾語を覚えようとテキストを買ったまではいいものの、なかなか習慣に出来ず、たまーにテキストを開く程度なので、なかなか身にならなかったり。まあ、試行錯誤ですね、いろいろと。とはいえ、今後もいろいろチャレンジはしたいと思っているので、今回の内容は参考になりそうです。

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