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【言葉】プロ野球~さすがBIG BOSS!このポジティブマインドは見習いたい!!

今年もプロ野球が開幕しました。すでに各地で熱戦が繰り広げられており、米国メジャーリーグと併せてシーズン中、楽しませてもらえそうです。そんな矢先に、大谷選手の通訳であった水原さんの解雇とそれにまつわるトラブルが報道され、恐らく多くの方がショックを受けたのではないでしょうか?私もその一人です!

昨年のWBCでの興奮が、思い浮かべるだけでゾクゾクするような素晴らしい出来事であり、その中心には大谷選手がいて、彼を支える名パートナーとして水原さんがいたようにお見受けしましたし、また、報道されているお人柄も非常に好感度が高かっただけに、驚愕するとともに悲しみもまた大きかったですね。

そんな中、私が激推しの元BIG BOSSとお呼びすれば良いのでしょうか?北海道日本ハムファイターズの新庄監督が、監督「らしい」コメントで大谷選手を励ますコメント記事を拝見しましたので、シェアすると共に感想をお伝えしたいと思います。

【日本ハム】巨額詐欺被害の経験を持つ新庄剛志監督「俺はお兄ちゃん?」ドジャース大谷翔平にエール

約22億円をだまし取られた経験を持つ日本ハム新庄剛志監督(52)が試合前、ドジャース大谷翔平選手(29)に「大丈夫!」とエールを送った。

大谷の元通訳・水原一平氏(39)が違法スポーツ賭博で多額の借金を抱え、大谷の銀行口座から胴元に450万ドル(約6億7500万円)が送金された問題が発覚した際は「俺も、俺も」と自身の過去を思い返したという。「お金はほら、西宮の方で、大谷君の何倍?22億だから」と苦笑いで告白。現役引退直後に通帳の残高を確認すると、約22億円あるはずが、約2000万円しかなく、実は資金管理を任せていた人物から横領されていたことが分かった。「俺は(大谷の)お兄ちゃん? 」と笑いながら当時を振り返った新庄監督は「22億あると思って2000万だったら、どうします?さあ、野球終わった。22億でモトクロス場をつくって、いろいろ遊ぼうと思って、フタをあけたら…俺、4回くらい(残高を)見たもん。そういう時って、笑いが出てくるんですよ。(過去に巨額詐欺に遭った)矢沢永吉さんも言っていた」と明かした。

日刊スポーツ 3月31日14:50配信記事より引用

なんと・・・!最早スケールが大きすぎて、なんとも言えませんが・・・笑。新庄監督らしい、あっけらかんとサラッと仰っていますが、22億が2000万ですよ!!!しかも「金庫番」を任されていたということは側近中の側近、また相当、新庄監督に「信用」されていた方ってことですよね、きっと。

「お金なんか、どうでもいいんですよ」

その経験を踏まえて大谷には「人間だいたい3日で忘れるから。大丈夫、大丈夫。大谷君の金額は、年俸からしたらね。俺は22億だから2000万円しか(残らなかったから)ね」と金銭面に関しては心配せず。

一方で、心情面では「やられた方は、そういう(お金の)問題じゃないんですよ。お金なんか、どうでもいいんですよ。(新庄監督は)信用していた、親みたいにかわいがってもらっていた人に何十年もだまされ続けたことの痛みが、どれだけ苦しいか。人間不信になりかける。そこだけ」。

同上

監督も仰っていますね、金銭はともかく、心情面だと。何十年も信頼しきっていた方に裏切られていたということが、発覚した。あなたならどうする!?ということですよね?もし、皆さんだったらどうでしょうか?(まあ、そもそも22億などという大金を持つことはあり得ないのですが・・・私の場合・・・涙)。程度の差はあっても、やっぱり信頼していた方に裏切られるわけですから、監督が仰るように「人間不信」に陥りますよね。本当に辛いことで、簡単には「お察しします」などと言えません。

「腹が立つけど、憎しみはないかな」

新庄監督は元来のポジティブシンキングで乗り越えた。「俺はポジティブだから、あの件がなかったら、こっち(プロ野球界)に戻っていない。トライアウトも受けてない。この(監督という)経験をさせてもらえてない。お金があったら、向こう(現役引退後に拠点としていたバリ)でヴィラをいっぱいつくって“BIGBOSSホテル”みたいなのをつくってた(笑い)。それで暮らしていたと思う」。何が、どう人生にいい影響を及ぼすかは分からない。

「めちゃめちゃいい経験。感謝とまではいかないけど。腹が立つけど、心の傷を負っただけで憎しみはあまりないかな」
と話した。

同上

たしかに新庄監督は、現役引退後はインドネシアのバリに長く滞在されていて、そこから本気で現役復帰のトレーニングを始め、トライアウトを受けるなど、監督「らしい」、予測不能の行動に出て、そのまま監督に就任するというストーリーが有名ですが、その裏にはこんな衝撃的な出来事があったんですね!・・・それにしても、どこまでポジティブなんだ!

とはいえ、監督はなかなかネガティブ話をされませんが、大リーガーの時代には同僚に差別的な態度を取られたり、さらには現在の監督として指揮を執られる中でも、外野からああだ、こうだといろいろ言われ、叩かれながらも常に前向きに(少なくともオフィシャルの場では)行動されていますよね、この芯の強さは本当に素晴らしいと思います。なかなか誰にでも出来るものではありませんよね。

今年開幕投手を務めた伊藤選手が、昨年SNSで心ない投稿でショックを受けた際には「言いたいことがあったら、僕に言ってくれ!」と全面的に選手を庇ったというエピソードがありました。こういう上司になら、「ついていきたい!」ってなりますよね?一見、軽いノリで、チャラチャラしている雰囲気を持たれるかもしれませんが、もともと野球には非常にストイック。さらに天才肌で日米両国で活躍されたレジェンド大スター。さらには低迷期のファイターズを支え、今では監督としてチーム再建に奮闘されている・・・カッコ良すぎます!


ちなみに開幕3ゲームは2勝1敗。チームのムードも良いようで、何より新庄監督が辛抱しながら(?)使い続け、育ててきた若手選手たちがようやく開花時期を迎えたようで、元気で勢いのあるチームのように素人目にも映ります。

今年は外国人選手も大補強し、何よりオリックスから山崎福也投手がFA加入。先に日ハム入りしていた伏見投手との往年の名コンビによる北の大地でのプレーも楽しみです。・・・と、完全に日ハムファン目線でお送りしていますが、元々は昨年のWBCでハマった、ただの新米ファン。それだけに今日の対戦相手はロッテ。しかも先発が佐々木朗希選手!どちらも応援したいだけに、なんともいえない心境の試合時間でありました(笑)。まあ、こんな感じで今年も日米両リーグで楽しめそうです!

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