【音楽】coldplay~Music of the Spheres Tour in TOKYO DOME
今回は音楽ネタです。「一番好きなバンドは?」と聞かれたら、絶対に「コールドプレイ」と即答するくらい大好きなバンドです。今回は来日公演感想と共に「コールドプレイ偏愛話」にお付き合い頂ければと思います(笑)。
Politikの衝撃!
最初に知ったのは2枚目のアルバム「A Rush of the Blood to the Head(静寂の世界)」からでした。アルバム1曲目の「Politik」にやられてしまい、「なんだ!このめちゃくちゃかっこいい音楽は!」とドハマりしてしまいました。ちなみに2曲目が「In my place」!これもいいんですよ、本当に。そして1曲挟んで「The scientist」と「clocks」といずれも名曲揃い。余談ですが、08年のサマーソニックでヘッドライナーとしてパフォーマンスをした際には、この「clocks」をその前のステージで演奏していたアリシア・キーズがピアノを担当するという夢の共演!マジでシビれました!
Viva la Vidaで一気に世界的スーパーバンドに!
世間的には4枚目の「Viva la Vida or Death and All His Friends(美しき生命)」で一気に世界的メジャーバンドにのし上がった感じでしょうか。とはいえ前作の「X&Y」もいいんですよ!先行シングル「Speed of sound」もいいですし、「Fix You」も素晴らしい(あ、「Talk」も・・・)。そして「美しき生命」はなんと言ってもタイトル曲「Viva la Vida」!このイントロがかかるだけでテンションが上がります。コンサートでもイントロだけで観客が一斉に大盛り上がり。そして全員で熱唱・・・という夢のような経験が記憶に残っています。
そしてその後も快進撃は続く・・・
その後も「Mylo Xyloto」、「Ghost Stories」、「A head full of dreams」とコンスタントにアルバムをリリース。近作は「Everyday Life」と「Music of the spheres」と続きます。彼らの凄いところは、常にいろいろと新しいことに挑戦しつつも、根幹の部分が変わらないというところ(と勝手に思っています)。全く斬新なスタイルの変化、ではなく、どこか「らしさ」を残しながら、その時々に合わせた(というか、彼らがやりたいテーマの)音楽を常に発表しているところ。もちろん私のような古参のファンとしては内向的な楽曲が「coldplayらしさ」だと勝手に思っているわけですが、「Ghost Stories」や「Everyday life」などの作品ではしっかりその世界観を再び取り入れてくれている。
その一方で、「Viva la vita」以降のようなカラフルでポップな世界もまた彼らのスタイルとなり、これもまた姿形を変えながら、「Mylo Xyloto」「A head full of dreams」そして最新作「Music of the spheres」でも表現されています。いずれのアルバムにもシングルカットされたポピュラーソングがありますし、またアルバム独自の作品もまた味わい深い名曲揃い。ちなみにアルバム未収録作品にも名曲がたくさんあります(「Christmas lights」「Atlas」などなど)。
大変お待たせしました、ライブ感想レポートです
さて、いよいよ本題のコンサートレポートです。19:15分きっちりにスタートし、21:15分終了(アンコールなし)。しっかり2時間と決められた(のかな?)中で存分にライブを堪能することができました。まずはセットリストから。
序盤からテンションは一気に最高潮!
実はスタートがなんと映画「E.T.」のテーマソングという幕開けでした。そこからは「Music of the Spheres」からの曲が続くのですが、「Paradise」「The scientist」と来てからの「Viva la Vida」!!出し惜しみなしの「ここで出すかー!」と初っ端から大興奮でした。かつてはコンサートの後半でいよいよ待ってました、という感じで演奏していた「Viva la Vida」が今や前半ですからね。彼らの気風の良さが伝わります。しかも次がチェーンスモーカーズとの共作「Something Just Like This」、これもいいんですよ、本当に。
感動!生「Politik」が聴けるとは・・・!!そしてYellow!
ここでアリーナ席の観客をステージに上げてのパフォーマンスを挟んで「Politik」ですよ、私が一番好きな名曲!coldplayを知るきっかけとなったこの曲を生で聴けるとは!一気に気持ちが当時に返る瞬間でした(笑)。しかもこの次が「Yellow」!会場で配られたLEDリストライトが黄色く光り、ドーム全体が「イエロー」に。幻想的かつ、会場全員で熱唱して一体となれた素晴らしい瞬間でした。そしてまた「Music of the spheres」からの楽曲を挟んで「clocks」。これもイントロだけですぐ分かるという・・・。
ほぼダレる時間なく、気づくとライブも終盤に・・・
もうここまででもお腹いっぱいというか、次から次へと名曲連発で、大興奮しまくりでした。普通にスタジアム席だというのに、オールスタンディング。しかも手を振り、声をからして熱唱(ほぼ全曲)そしてその後の「A sky full of stars」ではクリスからの要望もあって、全員がその場で手を挙げジャンプ!そしてラストは「Charlie Brown」「Fix You」を会場全員で熱唱してエンディングとなりました。
幸せな時間をありがとう!
まだまだcoldplayについては語りたいことが山ほどあるのですが、気づくと長編になってしまっていますので、一旦このあたりで終了したいと思います。それにしても本当に最高の2時間でした!幸せな時間をありがとう、と言いたいです(そしてもうすでにロス状態。次のツアーはいつだ!?みたいな)
彼らの凄さについてちょっとだけ
それにしてもほぼ20年近く、大きなメンバーチェンジもなく、コンスタントに新しい楽曲を発表し、しかも評価も得つつ、商業的にも成功しているというのが凄いですよね、大学時代の仲間同士というのも彼らの持つ「品の良さ」を感じます。英国ロックバンドでありつつも、ブルーカラーではなくホワイトカラー出身という点も含めて。生意気な言い方をすると、かれこれ20年来のファンであり、同世代でもあるので、勝手に同志感を持って応援しています。これからもローリングストーンズやU2のように長く続くバンドとして活躍してほしいと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?