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【SLAM DUNK】THE FIRST SLAM DUNK❷ 追記

本日、WBC準決勝のメキシコ戦があり、日本チームが劇的なサヨナラで逆転勝利!…という大興奮の中で書いています。よって若干?浮ついた部分があるかもしれませんが、ご容赦頂ければ幸いです。(笑)

昨日書ききれなかった内容を書いていきます。それは私なりに何故ここまで映画が共感を呼んだのか?という話です。皆さん同じ映画を複数回観ます?それも10数回…て。また、あちこちの知り合い、友人、家族に頼まれてもいないのに勝手宣伝マンになりますか?(←いずれも私のことです…笑)

メンタル的な話になりますが、私が思うにやはりこれは作り手の「熱意」だと思うんです。インタビューでプロデューサーの方は何年もかけて複数回にわたりデモ映像を井上先生にプレゼンし、毎回ダメ出しされ「次が最後ですよ」と最終宣告を受け、次作でようやくOKが出た、というお話をされていました。

それだけ井上先生が大切にされている世界であり、その井上先生が脚本・監督まで務めるというのだから、絶対にいいものを作ろう!と携わるスタッフチームの士気は相当高かったでしょうし、同時に熱量も高かったのではないでしょうか。もちろん時に衝突や葛藤があったかもしれませんが、きっと「井上先生のために最高の作品を作る!」というミッションの下、格闘なさったことと思います。

「何としても井上先生の要求を全て叶えよう、なんならそれを上回るものを作ろう」…というふうに思われたのではないでしょうか。きっと、そんな熱意あるチームメンバーを見て、井上先生も嬉しくなり、もっといいものを、と意気に感じたことと思います。

「re:SOURCE」には実際、井上先生がまつ毛一本、ふくらはぎの筋肉に入れ方にまでこだわったというエピソードが書かれていました。(確かにアリーナ席の隠れキャラまで描いているんですから、相当ですよね)

また、ここからやや無理矢理、チーム論に繋げますが、こうした「善循環」って実際にもありませんか?相手の熱意に呼応し、自分も高まっていく、そしてチーム全体に波及していく…みたいな。恐らく、製作チームの本気度、熱意、魂みたいなものを全て出し切った作品だから、こうして私のような熱狂的リピーターを産んだのだと思います。

大ヒットの要因は、やはり製作側が本気で魂込めて作り上げた作品だという点、そしてそれがファンだけでなく、観にきた観客に伝わったと言う点ではないでしょうか?なんだかいいですよね、本気でいい仕事をして、それが相手に伝わるというのは。

さて、本当といえば、侍JAPAN。栗山監督の下で選手、スタッフが一つにまとまり、本気になって「優勝」を目指している様子がテレビや選手のインスタからも伝わってきます。もちろん勝つことで作られるものも多いでしょうが、まずはそうした「勝つ空気」ーこれを作る大事さですかね。

大谷選手が中心になって選手チームの空気を作り、それを栗山監督やスタッフたちが支えている…、そんな善循環をリアルタイムで見ているように思います。今回のメキシコ戦もそうでしたが、次のアメリカ戦も日本チームにとってはメジャーリーガーたちと戦える絶好の機会。もちろん勝って欲しいですが、もし仮に残念であってもそれこそそれが「財産になる」と思います。最後は堂本監督に締め括ってもらいました。(笑)

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