【LIFE BLOG】久しぶりに「戦友」たちと再会した話
今回は再読シリーズではなく、個人的な日常を綴る回になります。とはいえ、noteを使って発信しようというきっかけになった面々にまつわる話も出てきますので、もし良ければ目を通してみて下さい。
タイトルには「戦友」と書きましたが、簡単に言うと前職で一緒に働いてきたメンバーたちです。しかも、同僚(=社員)というよりは、アルバイトの面々、ということは当時学生アルバイトとして同じ教室で働いていた方々になります。
個人的には「部下」とか「バイト」という呼び方、考え方はあまり好きではなく、これまたタイトルにあるように「戦友」というか「仲間」だと思って接してきました。まあ、もちろん彼らからすると「上司」になりますし、そのうちの何人かは「教え子」にもあたるので、一応「先生」という印象をもってはいるのでしょうが、私自身は一緒に働く立場になったら、ある意味「同等」(←もちろん責任なんかを取るのは私になるわけですが・・・)という感覚で一緒にいい教室作りに取り組んできたつもりです。
最早、前職から離れて1年弱になりますし、そもそも当時関わっていた方がこれを読んでいるとは思えないので、ざっくばらんに書いてしまいますが、学生スタッフさんたちの方が若い分だけ「柔軟」なんですよね、考え方が。ですから、私が「こういうふうにやってみたいんだ」とポーンと投げると、「じゃ、こういう感じッすね」という感じですぐに打ち返してくれる。または、「こういうのはどうかな?」と相談すると、良い意味で遠慮なく、「これはこうしたほうがいい」、「これはあまりよくないと思う」というように率直に返答してくれる、そんなスタッフがたくさんいて本当に恵まれていました。
一方、社員として他の教室から赴任してきた、それこそ私の直属の「部下」あたる役職の人間の場合、他での経験や、ご自身の経験で物事を判断するので、こっちからすると学生さんたちに比べると動きが若干良くない。もっとハッキリ言うと、経験が多い分、面倒なことをしたくないんですね、実際。当時の私はとにかく「(通ってくれる)生徒ファースト」。どうやって勉強を楽しんでもらうか、そもそも教室に楽しく通ってもらえるか、なんてことを常に第一に考えて運営していたので、教える仕事や楽だからこの仕事をしているような考え方の人には「居づらい」環境だったんだと思います。
まあ、今考えると、だいぶ破天荒な運営だったですので、一概に彼らを非難できるモノではありませんし、今になってみれば、別のアプローチもあったよな、と反省できますが、当時は・・・笑。もう、とにかく猪突猛進、毎日走り続けていましたので、こうやって振り返ることは出来ませんでしたね。
そんなわけで、当時は学生スタッフさんたちを頼りに、そして彼らと本当に毎日喧々諤々、ああでもない、こうでもないと言いながら、教室運営に本気で取り組んできたわけです。彼らの頑張りの効果もあり、まずまずの成果も出すことが出来、成功体験といっていいような思い出もできたわけですが、その当時のメンバーたちと再会する機会に読んで貰えることになりました。こちらとしては内心、嬉しくて仕方が無いのですが、私の方から「集まろうよ」とか「呼んでよ」なんて言いづらいじゃないですか(笑←でも、分かる方もいらっしゃいますよね??)。ですから、お声がけを頂いた時には本当に嬉しかったですね。
当日は、もちろん互いの近況を話したりしつつも、ついつい当時の懐かし話に花が咲きました。冒頭にも書きましたが、彼らからすると当然私が「上司」なんだと思うのですが、私自身はもっとフラットに考えていて、当時のチームメンバー同士くらいな感覚で接していました。ですからこの日もそんな感じで、あのときああだったよね、とか、通ってきてくれていた生徒さんの話だとか、本当に話題の尽きない、あっという間の2、3時間でした。
この日集まった7,8人のメンバーの多くがすでに社会人として活躍し、もう一人は大学院で研究中、そして当時最年少だったメンバーがこの春から新社会人に、ということでなかなか第二回目は難しいよね・・・なんて言いながらも、やっぱりみんな名残惜しい気持ちだったようで、なんとか五月の連休辺りにはやりたいよね、なんて話に落ち着きました(・・・こういう場合、本当に実現しますかね??私としてはお世辞的な「今度集まろう」よりは本気だったんですけどね・・・笑)。
ちょっとだけ自慢をさせてください。全員が解散してから、互いにお礼のメールをやりとりしました。もちろんこういうメールは、相手を「ヨイショ」する内容なのだとは分かってはいるのですが、「当時が一番楽しかったです」とか「仕事ってあんな感じで楽しいと思っていたんですけどね(←これは実社会に出て社会人一年目がキツかった・・・という)」など、当時の運営を楽しんでくれていたメッセージをもらうことが出来ました。
これは本当に嬉しくて、一緒に働くメンバーから喜ばれるなんていうのはリーダー職をしている者の冥利に尽きる褒め言葉ですよね。私自身も本当に全身全霊で取り組んでいた時期ですし、実際は面倒なリーダーの下、やっかいなバイトを始めちゃったな・・という時もあったと思いますが、少しでも「やっていて良かった」と思って貰えていれば幸いです。さて、別件ですが第二回は本当にあるんでしょうか!?(催促するわけにもいきませんしね・・・笑)