【映画】「パーソナルカウントダウン10」2023
2023年も残りわずかとなりました。そうなるとどうしても1年を振り返りたくなりますよね。そこで今回は今年映画館で観た作品の中から、記憶に残る作品をカウントダウン形式で紹介していきたいと思います。ちなみにタイトルはかつてフジテレビで放送していた「丸井パーソナルカウントダウン10」へのリスペクトということで（気づかれた方、いらっしゃいますかね？？笑）まずは、鑑賞した作品を（覚えているor記録に残してある限り）ピックアップしてみましたのでご覧ください。
2023映画鑑賞リスト
「THE FIRST SLAMDUNK」（10）「エンパイア・オブ・ライト」
「BLUE GIANT」（2）「マジックマイク ラストダンス」
「フェイブルマンズ」「シング･フォー･ミー･ライル」
「エブリシング･エブリウェア･オール･アット･ワンス」「AIR エア」
「ノック 終末の訪問者」「憧れを超えた侍たち～世界一への記録」（3）
「アフターサン」「テノール！人生ハーモニー」「大名倒産」
「インディ･ジョーンズと運命のダイヤル」「クローズ」「沈黙の艦隊」
「ゴジラ-1.0」「あの花が咲く丘で、また君と出会えたら」（2）
映画作品名の隣の数字は何かと言いますと、鑑賞した回数になります。一作品だけ桁違いがありますが、訳は言うまでもありませんよね（笑）。では早速カウントダウンのスタートです！
10位「大名倒産」
浅田次郎さん原作の時代小説の映画化。主演の神木隆之介くんがとぼけた感じで良い味をだしていました。出演者たちがおもいっきり弾けた演技を披露して、奇想天外の展開にどこかリアリティを出していました。底抜けに明るいストーリーなので、観ていて痛快。きっと元気になれると思います。やっぱりハッピーエンドが一番良いですよね。
9位「ゴジラ-1.0」
奇遇にもこちらもまた神木隆之介くん主演作。しかしこちらは打って変わって超シリアス。特攻隊の生き残り兵として戦後を生きていくという「影」ある主人公を見事に演じきっております。そして本当の主人公はゴジラでしょう！これまで私が感じていた「着ぐるみ感」が全くなく、本当に目の前にゴジラいるような臨場感と大スペクタクルシーンで手に汗握ります。さらにはドラマがしっかり描かれていて、思わず涙を誘います。さすが山崎監督！
8位「インディ･ジョーンズと運命のダイヤル」
まさか令和の時代にインディと再び会えるとは！！そして今回が正真正銘のラスト。個人的には前作よりも好きでした（ちょっとUFOやら何やら、荒唐無稽感が強すぎて・・・）。もちろんこちらもタイムスリップあり、地下鉄路線を馬で駆け抜けるなど、ツッコミどころ満載なんですけども、何よりこれにて「見納め」というのが・・・涙。そしてラストシーンは必見。やっぱりハリウッド王道映画はこうでなくっちゃね、という個人的には最高のエンディングでした。
7位「マジックマイク ラストダンス」
これは予備知識ゼロで観に行ったのが功を奏しました。シリーズの存在は知っていましたが、これまで全く観てこなかったという状態での鑑賞だったのですが、それでも全然楽しめました。ダンスシーンはカッコいいし、今回は劇場を再興するストーリーだったので、そうしたサクセスストーリーって普通に面白いですよね。ちなみに監督のスティーブン・ソダーバーグといえば古くは「エリン･ブロコビッチ」、「トラフィック」でオスカー監督賞同時ノミネート。さらには「オーシャンズ11」も話題になった才人。ご自身で撮影も出来るほど、カメラワークがメチャクチャおしゃれな監督。未だ第一線って凄すぎます。
6位「シング・フォー･ミー･ライル」
こちらは予告編に誘われて観に行った一作。舞台はNY、そして音楽モノとくればハズレなわけがない！ま、フツーに考えると、ワニと同居（しかもそのワニが歌って踊れる）っていうだけでヘンテコな設定なんですけど、なぜか冒頭数分でその違和感は一気に払拭され、どんどんストーリーにのめり込んでしまいました。ワニの歌声は、あのショーン･メンデスですからね、コンサートに行った気分ですよ、本当に。そして内容も「ベタ」なんですけど、フツーに楽しめます。音楽モノってやっぱりいいですよね。そしてハッピーエンド万歳！笑。
5位「AIR エア」
ベン・アフレックとマット・デイモンという盟友コンビによる、エア･ジョーダン誕生秘話。どうやらところどころ史実と異なる改変もあるようですが、とはいえ、当時は劣勢中の劣勢だったNIKE社がいかにして、あのスーパースター、マイケル･ジョーダンを獲得するか、という手に汗握るハラハラドキドキのストーリーが堪能できます。アメリカの企業モノっていうジャンルも面白いですよね、そこには駆け引きやドラマがありますからね。きっと元気がもらえる映画だと思います。
4位「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」
つい最近観たばかりなので、点数が甘めなのかもしれません。ま、それはさておき、「絶対に観るべき映画」の一つだと思います。お節介ですけど、学校の課題図書ならぬ、課題映画として観て欲しい作品です。戦争を描きながらも、悲惨すぎず（もちろんストーリーは悲しいんですが）、当時について「考えさせられる」映画だと思います。無邪気で一途な百合と、同じく百合に対して一途でありながら、自分の運命を悟っている佐久間との対比が涙を誘います。ラストの「手紙」は・・・そして大ラスの福山さんのエンディングは・・・泣かずにはいられないでしょう。
3位「BLUE GIANT」
こちらも原作コミックの存在は知っていたのですが、未読のまま映画を鑑賞しましたが・・・最高でした！本当にジャズライブを聴きに来たかのような臨場感。そして主人公の大たちのサクセスストーリーも素晴らしかった。私は大も好きなんですが、頑張り屋の玉田くんにどっぷり共感しながら観ていました。念願の都会暮らしをスタートしたはいいものの、どこか「熱くなれない」。そんな矢先に仙台から大が玉田のアパートに転がり込み、ひょんなことから未経験なのにジャズを始める。猛練習に猛練習を重ね、徐々に伸びていく過程に涙してしまいました。どうやら映画のラストと原作は異なるようですね、私は映画のストーリーがとても気に入っています。
2位「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」
いやー、今年はこれでしょう、WBC優勝！テレビでどれだけ観たことか！と思っていたら、6月にはこのドキュメンタリー映画が劇場公開。当初は3週間限定だったところから、あまりの人気に1週間延長！WBC人気の凄さを物語っていますね。冒頭の選手選考シーンや、源田選手の怪我の舞台裏、佐々木朗希投手のデッドボール＆準決勝での痛恨の一球の裏側などなど、我々がこれまで観ることの出来なかったシーンが盛り込まれていました。そしてもちろん、あの「準決勝」からのトラウト選手vs大谷選手で締めくくる「決勝」まで、名シーンが満載。そしてラストのラストにもご注目！
1位「THE FIRST SLAMDUNK」
はい、公開は2022年12月だろ！というツッコミは覚悟の上で、2023年も堂々のNo.1は「THE FIRST SLAMDUNK」にさせてください。もう一年経つんですね、あれから。今は来月の再上映（1月23日限定）と2月末のブルーレイ発売が待ち遠しい状況なのですが、今振り返っても、なぜにあそこまで何度も何度も劇場に通い詰めたのか、全く分かりません。
普通、数回観れば（それでも多いですが・・・笑）、「飽き」が来るじゃないですか、展開とかを知っているわけですから。しかし、スラムダンクに関しては全くそういうのが無かったんですよね、本当に。だって、山王戦は原作にありますから、それこそストーリーは知っているわけで・・・。でも、あの素晴らしい映像と音、そして声（彼らが本当にいるような雰囲気）と全編貫く音楽。もう全てが最高でした。ちなみに井上監督は日刊スポーツ大賞で石原裕次郎賞を受賞というニュースも入ってきました。コメントがまた井上監督らしい素晴らしいものでしたので、また改めてご紹介したいと思います。結論は「とにかくスラムダンクは最高だった！」ということで（笑）。
ということで、以上が2023「映画パーソナルカウントダウン10」でした。いずれも話題作中心なので、ご存じの作品もあったのではないでしょうか。来年もまたこうした楽しめる映画に出会えることを期待していきたいと思いいます！やっぱり映画はハッピーエンド、音楽モノ、または大画面で楽しめるものが好きですね、私の場合。