見出し画像

旅ふりかえり〜出雲

もう1年以上前の事なのです
月日の経つのはあっという間です
でもとても楽しかったので記録に残しておきたいので書きます。
おつきあいください

出雲までは東京からサンライズ出雲に乗車して行きました

予定より1時間ちょっと遅れて出雲に到着。
レンタカーでまわります
出雲と言えば出雲大社でしょう

いろいろ調べて「出雲大社に行く前に稲佐の浜へ行くべし」と言うのを見つけたので、まずはそこへ…

稲佐の浜は出雲大社から約1キロ程離れた所にある海岸
国譲り、国引きの神話で知られる浜…なんですって
そして旧暦の10月10日に全国の八百万の神様達が出雲大社の御祭神である、大国主大神おおくにぬしのおおかみのもとに集って神議りかみはかりと言う会議すると言われている「神在祭」ときに、ここ稲佐の浜からお迎えするそうです。

お天気が良くて
風が爽やか

もう、私の頭の中では「千と千尋の神隠し」で大勢の神様達が船から降りて湯屋へ向かうイメージが浮かんで止まりません

弁天島。
この辺りは昭和60年頃までは
波が打ちよてきていたとか
だんだん砂浜になってきたそうです。
豊玉昆古命とよたまひこのみことが祀られています

この弁天島の下の砂をビニール袋に入れて出雲大社に持って行き、お清めの砂と交換して持ち帰ると良いと聞きました。

それではいざ出雲大社へ…

6月中旬なのに日差しが真夏のよう
勢溜の大鳥居
ここは二の鳥居です
駐車場から見える大きな大きな日の丸の旗
塔の高さは47m
旗は畳75畳分
とても大きくて
そのはためく様子が優雅で
ずっと見ていたくなります。
鳥居をくぐると下り坂
これまで鳥居くぐったあと
上り坂が多かったので、
ちょっと不思議な気持ちになります
祓社はらえのやしろ
ここで穢れを祓い清めます

このあと木材の三の鳥居をくぐり、
松の通りと祓の橋を通ります

松の通りは3本道があって
昔、真ん中の道は神様が通る道だったとか
なので人は通らなかったらしいです
私が行った時は松の根を保護のため
中の道は通ることができませんでした


境内の入口近くに
出雲大社の主祭神である大国主大神の
「ムスビの御神像」と「御慈愛の御神像」があります
大国主大神

手水舎で清めると四の鳥居
これは1666年に毛利元就のお孫さんの毛利網広さんが寄進したもので国の重要文化財です

銅の鳥居
触ると金運アップするとか…
みんな触ったであろう手の跡が
たくさんありました
うさぎさん
こちらにもうさぎさん

境内のあちこちに「因幡の白兎」のウサギさん達の像があります。

図はお借りしてきました


拝殿です
出雲大社ではニ礼四拍一礼

右側には八足門
八足門の奥に楼門があって本殿
お正月5日間のみ開くので
今回は外からの御参りです


本殿には横から御参りするような形に
なので西側から拝むと良いそうです
ちょっとわかりにくいのですが
出雲大社と言えば
神楽殿の
大きな大きな注連縄


大注連縄の下からお賽銭を投げて
スタッ!と刺さると開運…と
テレビで放送していたそうですが
やっちゃダメです………

御本殿の東西には神在月に集まった神様達のお宿となる十九社じゅうくしゃがあり

釜社かまのやしろ(お稲荷さんとして信仰、食物を司る宇迦之魂神うかのみたまのかみを祀っています)があります

御本殿後方の一段高い所にあるのは素鵞社そがのやしろ

ヤマタノオロチ退治で有名な
素戔嗚尊すさのおのみことを祀っています
素戔嗚尊は大国主大神の父神

ヤマタノオロチの話は、子供の頃
母が夜寝る前に布団の中で話してくれたのですが、夜中に夢に出てきてめちゃくちゃ怖かった思い出があります。

強いご神気を感じるところ…と言うことで
神妙な気持ちで御参りします。
そして、先程稲佐の浜でいただいて来た砂を納めて

かわりに
こちらのお清めの砂をいただいて帰ります
持ってきた砂より少な目に

お清めの砂を持ち帰って、家や田畑の敷地の四隅に置くとお清めの効果や厄除けできたり、作物が良く育ったりするそうです。

にわか仕込で覚えて行った御参りの作法が合っていたのか…
ちょっと不安でしたが、せっかく御参りする機会を得たので、調べている時間も含めてとても楽しい時間でした。

このあとは御朱印をいただいたり、出雲蕎麦を食べたり…
旅は続きます。




いいなと思ったら応援しよう!