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自分流2024年総括。

 皆さん、おはこんばんにちは。今回は、2024年を趣味の面から私なりに簡単に振り返ってみます。お時間ございましたら、是非最後までお付き合いください。

1.未知なる地、海外へ。

 今年、私にとって大きかった出来事といえば、真っ先に思いつくのは初めて海外を1人で旅したということです。
 
 訪れた国は、ドイツとアメリカ合衆国。乗り継ぎで降り立った国はカタールと韓国です。実は、アメリカだけは幼い頃に訪れたことがあります(NYに訪れた)が、その時の頃はあまり覚えてなかったりします…。そのため、見る物・こと全てが刺激的で新鮮でした。        

ドイツへの行きと帰りに経由したドーハのハマド空港のシンボル、ランプベア。

 勿論、慣れない土地なので、身の危険に関しては多少の不安は常に感じました(特にアメリカのマイアミ・ロサンゼルス)し、公共交通機関の乗り方等日本とは違うことが多くそれなりに苦労はしましたが。

マイアミのメトロレイル。

 それから、私自身はドイツ語や英語含め、外国語を流暢に話せるというわけではないので、現地の人たちとのコミュニケーションは一番苦労したことでした。たまには外国語の勉強も時間見つけてやって行けたら良いな…、と思ったりします。

ベルリン動物園の一角にある看板。ドイツ語と英語で書いてありました。いずれは翻訳機なしでも理解できるようになりたい…。

2.新たに目にした動物たち。

 今年は国内、そして海外の動物園にて沢山の動物たちを目にしました。
 
 国内では、今年はスマトラゾウとコモドドラゴンとの出会いが思い出として残っています。奇しくも、インドネシア原産の極めて貴重な大型動物という共通点がありますが、彼等を日本という地に導入できたこと自体生半可な覚悟ではできないことでしょうし、その姿を見られることは非常に有り難いとつくづく感じます。

スマトラゾウのオス、アスワタマ。
コモドドラゴンのタロウ。

 あとは10年ぶりの誕生となった、世界三大珍獣の一角、オカピの赤ちゃんの神々しくも愛らしい姿も忘れられません。

新たに生まれたのは、メスのフラハ。

 海外の動物園には、国内では見られない動物たちが沢山いますが、その中にはかつて国内にいた種も少なくありません。今年訪問したドイツでもアメリカでは、そんな動物たちとの出会いが幾度となくありました。
 かつて国内で会ったことがある動物たちとしては、ガウルやゴーラル等の生きた姿を再び見たのがかなり思い出深いことでしたね。

初めて生きた姿を見てから6年。久々に最大の野生牛、ガウルに出会えたのは感激だったな…。ベルリン動物園にて。
京都以来、2年ぶりに生きた姿を見た、カモシカの一種ゴーラル。ロサンゼルス動物園で撮りましたが、そのことは現在制作中です。

 かつて日本にいたけども見る機会がないまま消えた動物だと、セーブルアンテロープとかボンゴ、プロングホーン等でしょうか。

ウシ科のセーブルアンテロープ。日本からいなくなったのは、10年ほど前です。マイアミ動物園にて。
10年以上前に国内から姿を消した、珍獣ボンゴ。今年初めて本物を見た時はテンションが上がるのを強く感じました。ロサンゼルス動物園にて。
ウシ科でもシカ科でもない特殊な鯨偶蹄目、プロングホーン。7年前に日本からいなくなりました。ロサンゼルス動物園にて。

 有蹄類系ばかりになってごめんなさい。個人的に好きな動物が多いので…。それはさておき、来年は、まだ見ていない動物との出会いはあるのか。あるとすれば、どんな種類なのか。それはその時のお楽しみということにしておきましょうか。

3.哺乳類に恐竜に。

 動物園以外だと、国立科学博物館の大哺乳類展3、人と自然の博物館の新種恐竜2種の特別公開が特に心に残っています。
 
 前者について。系統ごとにまとめられた哺乳類たちの標本群がとにかく圧巻の一語に尽きましたね。また、哺乳類の分類の最前線に関すること等含め、満足度の非常に高い特別展でした。

哺乳類標本群の一角。2種のゾウの骨格が並びます。
鯨目と偶蹄目は別々だったのが、今ではひとつにまとめられています。

 後者に関して。兵庫県丹波地域で見つかった大型竜脚類、タンバティタニスは正式な学名がつけられてから今年で10年。そんな節目の年に、同地域から見つかった2種の恐竜が立て続けに正式な学名がつけられたことは、何かのご縁でしょうか。いや、そんなわけないか。そこは今は置いておいて、この2種の化石の特別公開で感じたのは、丹波地域をも含めた兵庫県の恐竜の世界の奥深さでした。

丹波竜=タンバティタニスの尾の化石。命名10周年、おめでとうございます!
小型獣脚類、ヒプノヴェナトルの化石。
原始的な角竜類、ササヤマグノームスの化石。

 noteでは諸事情により触れていなかったのですが、大阪市立自然史博物館で開催されたネコ展にも実はお邪魔してきてたりしてます。ネコという誰もが知る動物について、ネコが如何なる動物か、人間とどう関わってきたのか、野生ネコ科の分類はどうなっているのか等を紹介する特別展です。

ネコとはどのような動物なのか、詳しく紹介されていました。
世界のネコ科紹介コーナーのアフリカの部分。

 個人的におおっ!、となったポイントとして。今年は平安中期を題材にした大河ドラマがやっていて、私もたまに見てたのですが、同作に登場する一条天皇の愛猫、命婦の大臣について言及されていたこと、だったりします。

赤丸で囲った部分が該当箇所です。少し見にくいのですが、「みょうぶのおとど」と読みます。

4.最後に。

 2024年も、何やかんや色々なことがあった年でした。果たして、来たる2025年は私をどんなことが待ち受けているのか。それはまだまだわかりませんが、やりたいことの計画を立てつつ、無理しない程度に趣味も楽しむ所存であります。

来年は巳年、つまりボールニシキヘビも主役のひとつである年?

 今回はここまでとさせていただきます。2025年も、皆様にとってより良い年でありますように。では良いお年を。

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