マイノリティを生きる。
こんばんは、小泉です。
最近は思うところもあり、Facebookでも下記のような投稿をした。
上記がまさに私が今置かれている状況なのだが、今日人生の先輩であり前を進んでいるある方とお会いし話をさせて頂いたのだが、あまりに境遇が同じで思うことも似ていて驚いたので話した内容を思い返しながら記そうと思う。
まず会社を壊すのは従業員ではない。
社長や副社長、取締役である「決裁者」だ。
会社の方針を決められる立場であるということは、会社を爆発的に成長させることもあれば、会社を停滞させ方向を見失い、いつの間にか底なし沼に立っている状態にすることもできる。それが決裁者である。
従業員の問題児がいようが、会社の費用を全額横領等しない限りは立て直せるだろう。ただ、決裁者がまずい人間だと長く深い闇に誘われる。
自分に向けても言う言葉であるのだが
「今を知っているのは今を生きているものである」
なので、例えば今自分が55だとして、「現在のトレンド」みたいな話の際にはまず優秀な若者の意見を聞くべきなのだ。先日も高校生に今の当たり前を聞いて、色々と驚愕を受けたしとても勉強になった。
だいたい役員の人間の成功は過去であり、今を生きている人間を理解しようとしない人間に未来が創れるはずがない。
そして、自分が想像し得ない未来に対してYesやGoを出すことができるのは「会社のことを本気で考えている人間」のみであり、保身や自分のみの利益を考えた場合はほぼNoになる。ただ、大企業はこういう人間がかなり多い。
がゆえに、大企業はいつの間にか挑戦に対して寛容ではなくなり、若手であればあるほど挑戦の機会が失われ、残っているのは過去一世風靡した過去の栄光に縋る年老いた人達だ。今の現状を直視せず過去の栄光に縋り、新たな打ち手など考える余裕もない状態か、やろうと言い出すことが頓珍漢なことも多い。
今まさにそんな中に身を置き抗いながら、私自身の会社は挑戦を続けている。
「なぜそこまで頑張るのか?」「環境(立場)を変えてみてはどうか?」
と言われることもかなり多くある。実際ありがたいことにお誘い頂くこともある。
ただ、私はマイノリティであればあるほど意味があると思っているしやり甲斐を感じる。
起業家である以上、どこかで小さくなる道を選ぶ人間が多い。
小さくなる。とは組織も資本もだ。1つの会社を自ら上場した人間ですら、離れていくことも多い。
だからこそ、マイノリティの道をいく。
私はとても大きな不自由の中で結果を出しこの底なし沼をどんなに踏んでも割れないアイスリンクにしようと思う。
結局、自分より立場も年齢よりも上の人間を黙らせるには、「結果」しかない。
ビジネスもスポーツも同じ。
自らが上記に書いたような人間にならないよう、ただひたすらに研鑽を重ねるのみである。
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