現役時代、野球部で一番悔しかった出来事
ライズTOKYOで面白いストーリーを募集していたので、私が現役で一番悔しかった出来事を書こう。
現在171cm 78kgの私ではあるが、現役時代は83-4kgあった。筋肉が詰まっていたので、打球を飛ばす力もそこそこにあり4番を打たせてもらっていた。
そこでの2打席目の出来事である。
状況:ノーアウト 1塁2塁
前打席は凡退したが、これは打てる。と確信して打席に立った。
投手がサイドスローであり、当初私は投げる位置が低い投手は得意としていた。
ん?
いやいや。
え?
バント???
打席を外し、間をとった。もう一度見る。サインは変わらない。
打ちたい。打ちたい。打ちたい。
我慢できなかった。他の禁欲は出来ても、おいしい球、絶好の得点圏で我慢をしてバントする。ということが出来なかった。
カキーーーーーーーーン
レフト頭上を越える走者一掃の値千金2ベースヒットを打った。4番の仕事を全うした。サインは無視したが、結果は残した。最低でもイーブンだ。
結果、何が起きたか。
・その後4番を任されない日々が続く
・罰走、罰掃除
・◯◯◯◯◯(ここには書けない)
要は、完全否定だった。
結果を残したが従わなかったことで
「チームプレイ」ができていない。お前はダメだ。という全否定。
悔しかった。打てるという判断を自ら下し結果を残したことに対して、一言でいい。一言でいいから、肯定的な言葉が欲しかった。
ある記事で読んだことがある。自ら判断したこの場合の優先順位として
①サイン無視で結果を残す
②サインに従ってバント成功
③サインに従ってバント失敗
④サイン無視で凡退
この順で優先すべき。という議論と、①、④は論外で②、③がチームプレイというコーチ。どちらが良いか。みたいな本。
結論はわからないが、私は前者(結果重視)でありたいとその時に思った。
こんな出来事も、起業のルーツの1つである。