考え直すことについて
今日は「THINK AGAIN」を読んで
個人的に学びとなった3つのことを
書きます。
「ベストプラクティス」より
「ベタープラクティス」心理的安全性を確立する
「少ない」方が得るものが「多い」
「ベストプラクティス」より
「ベタープラクティス」
私はこれまでよく「ベストプラクティス」
の創出というのをよく耳にしていました。
また、これこそが一番良いことだと信じて
疑いませんでした。
しかし、
「ベストプラクティス」は理想的な
ルーティンが既に確率していること
を示唆しています。
例えば、働き方を常に再考して改善したい
のであれば、プロセスアカウンタビリティー
(過程や手順の説明責任)を導入し、
「ベタープラクティス」を追求したほうが
学ぶ組織を築くのによいとされています。
確かに一度、画一的なものができて
しまうと環境が変わっているが、
それに応じて変化を拒む組織が硬直化
される傾向にあると思います。
いわば成功体験が邪魔をするですね。
その時々で今のベストプラクティスを
「再考」する。
こんな柔軟な対応がこれからの世の中
必要になってくるのかと。
日本の政治も早く変わってほしいもの
です。
心理的安全性を確率する
心理的安全性がないとき
失敗は出世を妨げると思う
波風を立てたくない
アイディアがあっても言わない
自分の長所だけを売り込む
同僚や上司を恐れる
周囲から抑圧される
心理的安全性がある時
失敗から学ぼうという意欲がある
リスクや失敗を恐れない
会議で自分の意見を述べる
困難だと思うことを打ち明ける
同僚や上司に信頼を寄せる
大胆なことを試みる
上記を比較するとやっぱり職場や組織は、
心理的安全性の風土作りが重要になって
きますね。
心理的安全性の高いチームの特徴は
「人為的ミス」の報告がより多かったが
ミスの頻度はより少なかったという
報告もあるそうです。
これまで7つの組織を見てきましたが
思い直すと確かに当てはまる点が
多いです。
「少ない」方が得るものが「多い」
ご自身の主張を支えるために多くの理由を
挙げすぎると、周囲は身構えることもある。
そして、周囲は最も弱い理由に基づいて
ご自身の主張を全面的に否定するかも
しれません。
浅はかな理由を多く提示するのではなく
最も強い理由を数点のみ挙げるほうが
よいようです。
「保身」は避けた方がよさそうですね。
最後に
アマゾン創始者のジェフベゾス氏がいった
言葉を頭の片隅に入れて。