私にとってあの人にとっての栄養とは何か。

園芸をやっていると、花は土と水と日当たりで育ちが全く違うのが分かる。

それは人間にも言える。

今まで水が足りなかった、日当たりが足りなかった。でもそれを口にせず、我慢して今日まで来たのだろうと思う人を見る。

園芸は花の生を預かる。

例えば、ある花のポット苗が気に入って花屋で購入したとする。買ったはいいけど、仕事を理由にほとんど水やりが出来ずに枯らしてしまった。ただ、枯らしてしまっただけではない。私がその花を購入しなければ、その花はもっと生き生きと長生き出来たであろう。

私が花の生を台無しにしたのだ。

花を育てると、生きるとはその為の栄養とは
を考えさせられる。

生きていても栄養を与えなければ生き殺しである。

私にとって貴方にとってあの人にとっての「栄養」とは何か。

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