「言葉以外」について

「悪い夢でも見ているような気分・・」

小説なんかでよくある言い回し。

だが、当の現実がそんな状況。

不穏な空気がずっと流れる。

私の生活周辺は不穏な空気が流れているだけで、幸いにも悲観する出来事は起きてはいない。

1人だけでも空気を入れ替えるには睡眠か本を読んだり絵を描く事で日常を忘れる事。

SNSでは必死に自分をアピールし肯定する小さな物語が時系列で綺麗に整理され、上手い事言ったやつが「いいね」というロゴが入った座布団をもらう大喜利であって、この大喜利大会もしばらく続きそうだなと疲れた顔して見てる私がいる。

言葉を上手く言う事に快感を覚えた人は、そこから虚無感に襲われて、絵を描いたり、曲を作ったり一旦言葉から離れた方がいいのだろう。

言葉が全てではない。

こう言った事を言葉にしている私も矛盾しているのかもしれない。

言葉以外の表現技術を身につけないといけない。 

不穏な日々を言葉以外で解放する。

それが今唯一の逃げ場所なのかもしれない。

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