育休ライフ 37~40週目
いつも閲覧ありがとうございます。
半径5mの人を幸せにしたい、シムラトモタカと申します。
8年間中学校教員ののち小学校へ異動して、今は育休取得中です。
ここでは、育休取得中に感じたことや娘の成長、仕事を離れることで見えてきたことなどを中心に書いていきます。
しばらくの間、更新できませんでした。
理由はこれと言ってないのですが、毎週更新すること、継続することが時に億劫だなあと感じたり、文章を書くよりも家族の時間を大切にしたかったりしたのでしばらく更新しない選択をしました。決めたことを継続する美学もあると思いますが、私の軸は「いま、幸福であるか」なので、その軸に従い、しばらくお休みしました。
新しい年にもなったので、また再開します。閲覧してくださる皆様、本年もよろしくお願いいたします。いつもありがとうございます。
餅は餅屋
妻の腰痛、背中痛の改善のためにカイロプラクティックを学んでいて、先日また先生から施術を学ぶ機会があった。カイロプラクティックはリラクゼーションとは違い、痛みの根本にある姿勢を正すことや脊椎を整えることによって神経系を正常化し、痛みをなくしていくもの。今回は先生に家に来てもらい、妻に合った施術をする方法を学んだ。
私はリラクゼーション系の施術はある程度できると思っていたが、カイロプラクティックになると、やはり先生には到底かなわないことを実感した。私の施術では妻は心地よさを感じてくれるようだが、先生の施術では心地よさはもちろん、痛みを取り除くことができる。当たり前のことだけれど、初心者と極めた人では雲泥の差がある。私は育休期間、妻の体をよくするために様々な施術やリラクゼーション、栄養学を学んできたが、どれも極めるレベルには至っていない。趣味程度ならこれでいいが、本気で妻の痛みをとることを考えたら、何か一つに特化して極めることも必要だと感じた。私は真似することが得意であるぶん、何か一つに没頭することが苦手である。(妻はその逆である)だから、今後の自分のテーマとしては「極める」が適切かもしれない。
今までの自分は「餅は餅屋」とプロにお任せすることを良しとしていた。この考えはもちろん好きだし、今後も周りの人を頼りに頼っていこうと思っている。ただ、私が更なるパワーアップを目指すなら、どこかの分野で「餅屋」になれるといいなとも思う。どの分野が自分にとって幸福なのか、家族にとって幸福なのか、社会に対して貢献できるのか、すぐに答えを出さずとも、ぼんやりと自分の道を定めていきたい。
いただきます2、ここは発酵の楽園を見て
つい先日、船橋市でオオタヴィン監督の「いただきます2,ここは発酵の楽園」を見た。発酵の力を生かして土づくりをする菌ちゃん先生の話や、みそやしょうゆを手作りする保育園の実践事例など、古き良き日本の食について考えさせられる映画だった。
印象的だったことは菌や微生物との共生。現代は”殺菌””除菌”といって菌をやっつける風潮があるが、菌や微生物は土の中にも存在するし、発酵食品の中にもいる。私たちの体、特に腸内にも何兆もの微生物がいる。私たちの手のひらにも何億もの常在菌—―私たちの体に常に存在する菌、がいるのだ。つまり、私たちは菌や微生物と共に生きているし、これまでも共にバランスをとりながら生きてきたのだと思う。そのバランスを生かし、菌や微生物の力を借りながら、健康に生きていこうとする姿が映画の中にたくさん見られた。菌や微生物との共生、もっと大きくとらえれば自然との共生。私たちは便利と引き換えに大切なものが見えなくなっていたんだなあと実感した。
35億年前の地球にはすでに微生物がいた。微生物はずっと地球の自然と調和しながら共生してきた。
人類は約500万年前にうまれ、現代まで大きな進化を遂げてきた。そしてここ100年くらいで一気に”人間社会”という便利な世の中を作った。それまでは人間のコミュニティはあっても、それが自然の中の一部であったと思う。だから自然界の動植物をいただく、といった精神があったし、あらゆるものに命は宿るといった信仰も存在した。つまり、人間社会ではなく、自然の中の一部に人間がいた。
それが現代は人間中心の地球になってしまったように感じる。そういった便利の中に私もいるし、便利なものを享受している。便利が悪とは言わないし、今までの産業革命がない世界に行きたくはない。ただ、便利だからこそ、もう少し自然のことを考えたり自然の中に私たちは存在していると実感したりする時間が必要に思える。あくまで中心は自然であり、地球だと思う。そういった思いが生まれれば、地球上のあらゆるものは繋がっているという感覚になり、微生物を含め、すべてのものと共生できるではないか、とも思う。
オオタヴィンさんの作品は1月末にも2月にも見る予定。ドキュメンタリー映画っていいなあと改めて思った瞬間だった。
新年の抱負
一年の計は元旦にあり。ということで、元旦に考えたわけではないけれど、今年やりたいこと、実現することを書いて、自分の道を示そうと思う。
想像できることは実現する。
ここに書くことでイメージを鮮明にしたい。
1.保育士試験に合格する
あと2教科必ず受かる。二次試験はどうにかなる。どうにかする。保育士資格を取ることで、自分のキャリアの幅が広がるし、自信にもなる。万が一教員をクビになっても、保育園で働ける…笑
2.リラクゼーションを極める
まずはハンドトリートメントでマルシェ出店。これはできる。そのあとは様々なリラクゼーションスキルを高めると同時に妻だけでなく様々な人を施術することで経験を積み、最終的に質の高いリラクゼーションを妻にお届けできるようにする。
3.食育
いただきます2の映画やオーソモレキュラー栄養医学、薬膳など食に関する様々な角度からのアプローチを学ぶことによって、妻や娘にとってどんな食事が必要か、そしてそれをいかに楽しく幸福な食卓にできるかを実践する。うちはエンゲル係数が高めだけれども、食を学ぶと必ず出てくる「私は私が食べた物でできている」にとても共感しているから、これは自己投資の一つだと考える。
4.運動する
育休期間でかなり筋肉が落ちてしまい、免疫力がかなり下がった。風邪をこじらせることも多かったので、適度な運動を意識的に取り入れる。ひまがあれば動く。動的ストレッチ多めでからだを緩めながら筋力を上げる。
5.幸福な選択
自分が我慢をしてまで従うことはない。何かに迷うときは「どちらが幸福だろうか」と第一に考える。それでも決まらないときはわくわくするほうを選ぶ。私たちは毎日、小さなものを入れれば何万もの選択をしている。仕事や育児、家事はやらなければならないものもあるが、それをイヤイヤやるか楽しんでやるかは選択できる。思考も選択できる。何事も自分がご機嫌になるような選択をしたい。
6.新しい仕事の形づくり
教員は何事も時間がかかるし仕事量も本当に多い。4月からは娘の保育園もあるしかなり時間を意識した生活になると思う。それでも、家族の時間は削りたくないし、健康のための食事、睡眠、運動も削りたくない。だから、仕事に関して既存の感覚から脱却し、目の前の子供に何を伝え何を学ばせることが真の教育なのかを見定め、そこに特化していくことで時間を捻出したい。決して仕事をおろそかにするのではなく、大切なことしか教えないことで、子どもたちの余白を作り、その余白は子どもたちで埋められるような学級経営を目指したい。あとは、ひたすら頼る。笑
7.自治会
4月から本格的に始動する。古き良き地域、人間性、つながりを生み出せるような地域を目指したい。私たちが子供の頃、地域からもらったものを今の子供たちに渡したい。先輩の先生に「恩返しより恩送り」と言われたので、その思いを大事にしたい。私たちがもらった恩を返すのではなく、次の世代に送っていく。そんな橋渡しができるといい。
8.感謝、笑顔、謙虚
これさえあればたぶん大丈夫。
9.ヒュッゲ
これは妻が目指すところ。私も賛同したい。
10.読書
10個も出てこなかった。読書、上の9個をやっていたらそんな時間あるのか…。でもいつだって読書したい思いは持っていたい。
有言実行します。できる。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。
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