逆境を乗り越える手順
今回はあなたの目の前に立ち塞がる
「逆境」をテーマに、それを乗り越える手順を
まとめてみたいと思います。
① 逆境をどう捉えるか?
人生そこそこ生きていると色々なことが
あるものです。
出来れば良い事ばかり起こればと
思うのですが、中々そうはいきません。
周りを見ると、なんか楽しそうだし
自分よりは上手く行っていそう・・・
そんな風に考えると、いかに自分が
ダメだということを考えてしまうものです。
そんでもって、ドツボにハマる・・・。
かくいう私も、半世紀近くは
そんな風にずっと生きてきました。
さて、逆境という言葉があります。
この言葉はネガティブなのか?
それともポジティブな言葉なのか?
ほとんどの人からは「ネガティブ」に
決まってんだろ!と声が聞こえてきます。
しかし、視点を変えて、逆境をポジティブに
捉えてると色々な変化が起こってきます。
そこでまず、逆境の捉え方を考えてみようと思います。
②逆境をポジティブに捉えると・・・
逆境を辞書で調べてみとこう書いてあります。
やはり、限りなくネガティブな言葉のようです。
しかしこれを、あえてその捉え方をひっくり返してみようと思います。
逆境をポジティブに捉えることができれば、
「その逆境が人生を豊かにしてくれる」という
真逆の発想が出てくるのでは・・・
と、そんなことを期待しながら
捉え方をひっくり返してみましょう。
例えば、仕事で失敗した時を
想像してみて下さい。
自分がどこで間違ったのかを振り返り、
改善点を見つけることができれば、
次回同じ失敗を繰り返さずに済むのでは・・・
だから、逆境に陥った時こそ、
自分自身を見つめ直す機会が出てくると
考えたりします。
そう考えると、不思議なことに、幸せいっぱいな時には
自分を見直そうなんて考えないものです。
だから、何かつらい事が起きたからこそ
自分の弱点や課題に向き合わざるを
得なくなるというわけです。
確かに、思い返してみると、
情けない失敗の数々が重要な人生の転機に
繋がっているような気がします。
ヤバい状況だったからこそ、そのままだと
つら過ぎるので改善しようという発想が
出てきた・・・そんな記憶があります。
そこで踏ん張って行動したからこそ
自己成長を遂げたということかと思います。
自分で成長を遂げたなんて言うもの
おこがましいのですが、
以前に比べれば、少しは成長しているかな
ということです。
③逆境の捉え方を変える手順・・・
では、逆境の捉え方を変えるってどうするの?
ということですが・・・
こんな感じです。
⇒逆境に直面する。
⇒逆境をポジティブに捉える
⇒前向きな行動が生まれる
⇒実際、逆境に立ち向かう
⇒逆境を解決
⇒自分自身を超えることがでる。
この時のポイントとしては
逆境を違う角度から見るということです。
つまり視点を変える。
「この逆境はどういう意味を未来の私に
伝えているのだろう?」と
裏の意味を考えるという点です。
実際は、こんな風に関単に
上手くまとめられるわけがないことも
分かります。
でも、出発点は常に
逆境をポジティブに捉えるという
視点の移動なんです。
つまり逆境にポジティブな意味を
見出すということです。
まず、これだけは絶対真実なんです。
この逆境を何とかしようという
視点が無ければ、そもそも何も
生まれないわけですから。
生まれないどころか、逆境が
そのまま「苦境」になってしまいます。
だから、正に逆境の中にいると
感じているのなら、落ち着いて
今自分がどこに焦点を当てているか?
これを見極めてください。
そして、糸口が見えたら、毎日一歩ずつ
小さな歩みを続ける。
実は、これが逆境突破へのキモなのです。
こんな風に一歩ずつ考えて
行動していく。
これがあなたの人生を変える最大の方法です。
④ 今日の名言
「小さなことを積み重ねることが、
とんでもないところへ行くただ一つの道」
〜イチロー