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自分の意識に目を向けるとは?

ある出来事を通じて何かを思考します。その思考から嬉しい・楽しい・悲しい・悔しいなどといった感情が芽生えます。
これまで、自分の意識に目を向ける。というと、このような感情に意識を向けることが自分の意識に目を向ける。ということと理解していました。

が、先日座禅を組む機会がありましたが、そうでは無いのか?と、気づくことがありました。

自分の意識に目を向けるというのは、自分の思考やそこからくる様々な感情を見て終わるのではなく、更に一歩進め、そのこと自体をメタな状態で自分自身を見ることが、自分の意識に目を向けることになるということを。

楽しい・嬉しい私。から一歩進めて、今、嬉しいという感情を持つ私がそこにいる。
私を客観視してそこにいる私として見る。
自分は今、そういう感情が芽生えているのか。と。
それによって自己理解が更に加速する。

そして、そのメタな視点を持つことで、他者との関わりの中でも自身を見つめなおす場が生まれ、そして他者への理解にもつながり、関わりもまた変わってくる。

クライアントに何が起きているのか、コーチとして、そして組織で何が起きているのか、チームコーチとして持っていたい視点。

座禅を組む際に、言われたこと。
今の自分が感じている・思っていることを、あぁ自分は今そう感じているんだ。思っているんだと。ただそれを受け止める。客観視する。

足が痛いとか、眠いとか、あと何分だろうとか、
まだまだな私。と座禅中に思ったりしていましたが、そう思っている自分を客観視すると、また違ったものが見えてくる。


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