トレーニングの効果が見えるとモチベーションアップ
とある企業様に1on1トレーニングをオンラインで71回提供しました。
71回の全てが同じ内容ではなく、時には短縮版だったり、2回目のトレーニング時には内容を変えて。
実施前は、どうなることか?と正直、自分自身のモチベーションが維持できるのか不安でしたが、実施してみると、維持どころか常にモチベーションは高く、楽しく実施することができました。
何が自身のモチベーションに影響を与えたのか?
1.同じことを伝えていても、受講者の反応は毎回異なる
2.その反応は大きく3つ要因がある
2-1.私の伝え方が影響を与える
2-2.受講者のコメント(チャットに書き込み)がその場に影響を与える
2-3.受講者を取り巻く組織の変化が受講者の意識に影響を及ぼす
3.講師・トレーナーの思いは受講者へ伝わる
などなど。
ご一緒させていただいたトレーナーの方の話も踏まえて感じていることは、1回限りや数回のトレーニングの提供の場合、どうしても何をどう伝えるのか?という、コンテンツに意識が集中してしまいがちでした。
特に、トレーニング終了時に受講者にアンケートをお願いするケースが殆どなので、それを意識してしまうと直のこと。
今回、71回という回数を重ねた結果いつもと違ったのは、1on1は社内の制度なので、前半に受講した方が順次1on1を実施していきます。それが広まっていくことで、これまでコミュニケーションがあまり無かったメンバーと会話が増え、組織が活性化して雰囲気に変化が生まれます。
後半に受講する方はその変化を目の当たりにした上での参加になるため、1on1への期待があるため、トレーニングの受講に対する気持ちも前向きに。結果、前半と後半の受講者のコメントには大きな違いが見受けられました。その結果、オンラインであっても場の雰囲気にも変化が。
数回のトレーニングの提供であれば、組織の変化を知ることなく終わるところですが、長丁場だったがゆえに、そしてその効果があったがゆえに変化を感じることができました。
よかったなぁ。と思いつつも、自身の戒めに繋がったのが、アンケート結果も気になりますが、それ以上にその後の業務に組織にどんな影響を及ぼしたのか。その先を見て取り組むことも同時に大切。
そりゃそうだ。なのですが、改めての実感。
コンサルタントとして企業を変革する、トレーナーとして人の意識を変革し、そして企業が変革する。
どちらも素晴らしい。感謝です。