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コンサルタントとしての会議とチームコーチとしての会議もある

コンサルタントは、会議というものを非常に大切に扱います。
何故なら、そこで意思決定が行われ次のステップへ進むことができるから。

プロジェクトを前に進める責任を負っているので、その会議で意思決定できないと前に進めず、場合によっては後戻りしてしまうケースもあります。

会議のゴールを明確にして、そのゴールを達成するためのシナリオ作り、また意図していないけれども予想できるシナリオも想定し、様々な資料を作成します。また、必要に応じて会議参加者への事前のコミュニケーションも行います。

資料が不足していたり、前提が異なっていたり、情報が十分に伝わっていないことで、紛糾した過去の経験を思い出すと、未だにぞっとします。鳥肌が立つ感じ(苦笑)

そのくらいに重要な場として認識していました。

一方で、組織開発やチームコーチとして、研修講師として会議やワークショップを経験して感じるのが、会議の位置付けの違い。

何か?
組織開発や研修などで行われる会議は、必ずしも辿り着かなければならないゴールがあるわけでは無く、参加者同士の対話を意識した場であるということ。
結果、本音をぶつけ合うのでどんな状況になるのか想定できません。
どのような方向でその場が進行するのかは、時次第です。

というと、いい加減な感じに聞こえるかもしれませんが、それを前提に安心安全の場で参加者同士が語り合うのです。

そして、その状況を踏まえた適切な”問い”は”介入”をチームコーチや講師が行って、その関係性を更に強化し、学びを深めていきます。

どちらが良いとか、悪いとかでは無く、会議一つでも大きな違いがあります。
常に同じ方法では無く、どんな会議が今必要なのか、それを見極めて適切な方法を選択することが成功への一歩です。

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