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なぜ下妻が面白いのかと、下妻に「あったらいいな」と思うもの

こんにちは、下妻市地域おこし協力隊の大竹です。

前回は何で都市の「多様性」について記録したいの?という個人的な経緯と見解を書きました。

「ここでの多様性、柔軟性の定義って何?」と、ここでゼミの先生の指摘が聞こえてきそうですが……一応、研究とは別なので…こういうことを考えているよ、というのが示せたら良いかと思っています。

今回はもう少し、なぜ下妻を記録したいのか、について書きました。
一つの理由はめっちゃ簡単で、

下妻市で出会う人が面白いから

です。何故だか下妻で出会う人が面白い。

対外的なイベントを仕掛けたり、行動を起こしたりしている方だけでなく、もっとコツコツマイペースに活動したり思考している方も、下妻には興味深い人がたくさんいらっしゃいます。経済活動の有無に関わらず、まちで生きる人々の面白さを初めて下妻で感じました。

それは私が田舎がトラウマになってた頃よりは大人になったからか、やっぱり私の畑が観察・記録の研究だからなのかもしれませんが、何でこんなに面白いのかなぁ。と下妻の方々と話す度に思います。

その一方で、感じていたのが、

「おもろい人がこんなにおるのに、それが外部からだと全然わからん…」

ということです。

・どんなこと考えている、どんな人がいるの?
・どこにいけば会えるの?どこで活動しているの?

この情報は、下妻市に入ってみて、皆さんとお話しして、少し仲良くなって「そういえば、こんな面白いことしている人、いるの知ってる?」と教えてもらったり、「こういう方って下妻にいらっしゃいますか?」と私から思いついて聞いてみたり、そういう会話を通じて初めて知ることができます。

でも、意外に下妻市内でも、世代が違うと「え、そんな人いたの!?」となることもあったり。

「あんまり知られたくない!」という訳ではないのだとしたら、ちょっともったいない、というのが私の個人的な思いです。

下妻に「あったらいいな」と思ったもの

それで、私が下妻に「あったらいいな」と思いついたのが、こうした人々を都市の「魅力・資源」と捉えて、インタビューを行い、オンライン上に記録・蓄積させたアーカイブでした。誰もが構造的に下妻の人的資源を一望して、アクセスできる環境を作れたら面白そう。

私が「魅力・資源」と表現したいのは、経営的な・市場的なという意味ではなく、先述した「多様性」という社会的安心、あるいは、成熟した社会、の部分です。

少なくとも私は、そういった都市を魅力的だと感じていて、実際に下妻にも多様な人々が暮らしていると実感があるから、それを表現し記録に残したいと感じています。

観察・記録・整理のプロセスは私がこれまで研究や仕事でやってきたことなので、できそうなことかな?とも思っています。

もちろん、全ての人を記録するのは難しいし、こうした場にインタビュー記録や写真を載せても良いよ、と許可をいただいた場合に限る話で、また、自然な縁・関係性と対話を大切にしたいな、と思っています。無理に聞くよりは、私と話したいな、とおっしゃってくださる方から聞けた方が、より面白い記録になりそうだからです。

少しずつ、無理ない方法で、インタビューして記録して行けたら良いなと思います。

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