米国株 個別銘柄分析 Facebook
Facebookのチャートが面白く見えたのでテクニカル分析をしていきたいと思います。
まずは週足のチャートを見ていきたいと思います。週足は中長期から見た株価の「状態」を把握することができます。
①三角保ち合いを上にブレイク
昨年の夏ごろから直近の上値を徐々に切り下げ、下値を徐々に切り上げており、三角保ち合いを形成していることがわかります。
これが先週、上にブレイクしており上昇トレンドに入ったように見えます。
②MACD、RSIともに上昇トレンドを示唆
ちょうど、MACDが上向きに横切りするところでRSIも50以上の水準となっており、中長期的な上昇が期待できます。
次に日足のチャートを確認します。
③バンドウォークを形成中か?
株価がボリンジャーバンドの+1σを下回らずに切り上げていることでバンドウォークを形成しているとみなすことができます。
バンドウォークする場合は、ボリンジャーバンドの+1σが10日移動平均線と同じような動きをすることが多いため、今回は10日移動平均線(イエローの線)を確認していきます。チャートを見ると、しっかりと株価が10日移動平均線を上回って推移しており、バンドウォークを形成していることがわかります。
④短期では一時的に下降か
直近高値を切り上げて上昇しており、N字の上昇波動を形成しています。
下値の切り上げと同じ幅(約10ドル)切り上げに成功しているので、短期的に利確が入り反発しそうです。
ただし、現在、270ドル付近に25日、75日、100日移動平均線が密集しており、下支えが分厚いため、短期の下降は270ドル付近で一旦下げ止まり、そこから再度、上昇波動となると考えられます。
まとめ
週足レベルで三角保ち合いを上にブレイクしたことから中長期的に上昇トレンドに転換しており、中長期の株価の方向性は上向きです。
短期的にはバンドウォークを形成し終え、一旦利確により下降となりますが、270ドル付近で下げ止まり、上昇に転換すると考えられます。
注)あくまで個人の意見となります。投資は自己責任でお願いします。
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