【KPI】チャットボットの運用改善について
本記事では、チャットボットの運用改善のKPIについてお話できればと思います。
①前提
KPIはあくまでパフォーマンスの状況を把握するためのものです。KGI(ゴール)が何なのか?によって、キーとなる指標は変わってきます。いつまでに=期限、どんな状態から(現状)、どんな状態(理想の状態)になっているのか?が前提に存在している必要があります。
本記事は、仮に、『満足度の高いセルフサービスとしてのチャットボット活用』というざっくりとしたテーマで書かせて頂いています。
②KPI設定の概要
AIチャットボットを運営する目的は、『満足度の高いCSの提供で、売上やリテンションを獲得する』『人への問い合わせ比率を下げることで、効率化とカスタマーの利便性を上げる』というケースが多いです。
その1つの手段として、AIチャットボットを活用する場合のキーとなる評価項目は、
(1)たくさんのカスタマーに活用いただくこと
(2)人に問い合わせすることなくカスタマーの問題が自己解決されること
の2点となります。
もう少しブレイクダウンすると、以下の図のような因数分解が可能です。
各種ある指標のうち、どれがキー=KPIなのか?は、そもそもの目的やAIチャットボットの運用フェーズの成熟度によって変更していきましょう。
例えば、夜間帯の問い合わせに対する満足度向上を目的とおいた場合、夜間帯のチャットボット利用率や同時間帯の有人転換率あたりがKPIになるかと思います。
また、AIチャットボットの利用開始直後の場合は、チャットボットの回答の品質をKPIにおいて、対応満足率を追っていくのがいいケースもあります。
自社の目的・状況に応じて、適切なKPIを設定するようにしましょう。
③まとめ
いかがでしたでしょうか?AIチャットボットの運用改善に必要なKPI設定についての参考になりましたでしょうか。
継続的な運用改善を実施して、成果の出るチャットボットに育て上げましょう!