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最近買った漫画の話。

ここ最近、紙の漫画を買うことが少なくなった。
電子書籍が誕生してからというもの、スマホで読むことに慣れてしまったからだ。

無料キャンペーンで気軽に読んだり、良いなと思った漫画は電子書籍で購入したりする。場所を選ばず読む・購入できるのは電子書籍の強みだと思う。

といっても自分は紙の漫画で育った世代。
あの紙のざらつき感、ページを一枚一枚めくる動作に心くすぐられるものがある(これは紙が優れているというより紙の漫画に慣れ親しんだ世代か否かで分かれると思う)。

なので自分の推したい漫画、気に入った漫画は積極的に紙で買うようにしている。これから紹介するのは自分のお薦めの漫画、実際に購入した漫画である。

【ふつうの軽音部】

出内テツオ先生の絵、可愛いくて好きなんだよね。

軽音部に入部した高校一年生の鳩野ちひろが個性豊かなメンバーとともに部活動に精を出していくというあらすじ。

現在『少年ジャンプ+』で連載中の『ふつうの軽音部』。
この漫画、原作者のクワハリ先生がSNSで投稿していたのをキッカケに知ったんだけど、それが面白くて本格的に連載が始まってからも読み続けている。

映画もそうなんだけど、自分はこの作品に登場するような市井の人々を扱った作品が好き。ちひろ含め登場人物の等身大の姿に共感するし懐かしい気持ちにもなる。個人的には「ちびまる子ちゃん+音楽映画」のような味わいがある。

SNSを中心にすでに話題になっている、し今後もっと人気になるであろうと確信している漫画。自分も今一番更新を楽しみにしている。

【サチ録】

そういえば、まだ2巻買ってないや。早く買わないと。

人間審判。それは選ばれし人類代表を天使と悪魔が一定期間監視し、人類を滅ぼすか存続させるかを決める審査である。
今回選ばれたのは小学生の少女サチ。この漫画はサチと天使のラン、悪魔ボロスの3人の日々を描いた物語だ。

こちらも『少年ジャンプ+』で連載中の『サチ録』。
内容は凸凹トリオによるほのぼのギャグ漫画。笑えるのはもちろん良い意味で読後感が軽い。頭を使わず読めるので疲れた時に癒されている。

温かみのある絵柄もハンドメイド感があって好き。長く続いて欲しい癒し漫画だ。

【悪魔二世】

このジャケットが凄い可愛いくてこれで購入決定。

母を亡くしたばかりの源間菊光、彼女は父親が悪魔の「悪魔二世」だった。
源間の行く先々で起こる奇怪な出来事の数々。悪魔の力と人間の心を持つ源間の不思議な物語が始まる。

漫画雑誌ハルタで連載中の『悪魔二世』。
こちらは内容は知らずジャケ買いした作品だが面白かった。
「本来、敵側である筈の主人公が人間の味方となる」、こうした設定は普遍的だし70~80年代の漫画のような雰囲気もある。

主人公の源間含めキャラクターの絵柄が可愛いのが魅力的。淡々と進む物語と不気味な描写も良い。1巻はまだまだ序章という感じなので、源間の両親の謎などこれからどんどん世界観が拡がっていくのだろう。
2巻も楽しみ。

【運命の巻戻士】

現在7巻までは発売中。7巻はアクリルスタンド付きの豪華版を購入した。

悲運の死を遂げた人々を救うための組織「巻戻士」。
彼らは右目に埋め込まれたタイムマシンで何度でも時を巻き戻し事件を解決しようとする。主人公クロノは妹のトキネを救うために巻戻士として様々な事件を解決していく。

月刊コロコロコミックで連載中の『運命の巻戻士』。
この漫画はSNSで強く推してる人がいたのをキッカケに知ったけどこれは凄い。少年漫画でありながら設定はハード系SF。これだけタイムリープを繰り返す作品も始めて読んだ。SF好きは一度は読んでみる価値ありだと思う。

そして絶秒のバランスで成り立っている漫画だとも思う。
「そもそも巻戻士という存在自体、倫理的にどうなの?(いわゆるバタフライエフェクト問題などは?)」という問題もある。

これがヤングジャンプなどの青年漫画だと詳細な理屈付けが必要になるが、少年漫画だからこそできる設定だろう。

熱いし勢いもあって面白いが設定的にすぐに内容が呑み込めない難しさもある。流し読みは厳禁、何ならここ最近のジョジョシリーズみたいに読み直さないと分からないので読むならじっくりと。

ということで、今回紹介したのはこの4タイトル。
最近は昔に比べ漫画を読むことも買うことも少なくなっていたのだが、ここ最近は自分にしてはけっこう買った方だと思う。

これを機にもっといろんな漫画を読んでみようかな。
この記事で興味を持った方は是非チェックしてみてね。

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ヴィクトリー下村
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