11月の朝活園藝教室~プロから学べる庭いじりのコツ〜
日時:2021年11月15日(月) 8時~9時30分
場所:BONUS TRACK
こんにちは!下北園藝部 部員KOです^^
11月の朝活園藝部は 気持ちのよい秋晴れの中の開催となりました。
今月のメニューは《駐輪場脇の植栽の補植》です。
ボーナストラックの駐輪場スペースから はみ出した自転車達。
無意識のうちに植栽の木々にぶつかって停車されているため、植栽の枝が折れたり、木の根元が痛む様子がありました。
今回の朝活では、植栽を保護する目的で、低木のアベリアホープレイズを補植する事となりました。
ポイント1(植える苗の選び方)
植える植物が最終的にどんな大きさに成長するのかを事前にイメージをした上で、植える数、植える位置や間隔などを決めます。
マメシバ先生のお仕事事例から、施工直後と数ヶ月後の写真を参考に。
施工直後はさみしい感じがするくらいですが、、、
数ヶ月後にはこんなにもりもり茂っています!
植栽計画は植物が成長した姿をイメージした上で決めるのが大事なんですね。
↓「アベリア ホープレイズ (5号ポット)」
明るい黄色の斑入りの葉がかわいくて、お花も楽しめる、常緑の低木です。お庭や施設の植栽では比較的よく見かけるので、知っている方も多いかもしれません。
植えた後、サイズは3倍ほど大きくなる予定です。
今 小さいからといって、初めから密度を高くして植えてしまうと、その後の植栽管理、植物の成長や生育環境にも影響が出てしまうそうです。
植栽デザインは 植物が育ってからこそ、完成するのですね!
ポイント2(かっこよく見える向き)
植物は光の方、明るい方に伸びるので、かならず樹形に正面があります。
まずはポットに入った状態で360度全体を確認し、素敵に見える正面を見つけてから植えましょう。
今回は 正面側になる通路に対して枝を平行に張ってくれるような方向へ向けたり、少しだけ通路の方に株を傾けて配置することにも気をつけました。
↑ ポットの状態で植える向きや位置を決めて行く
↑ 直線配置はキッチリ感が出ます。
↑ ランダムに配置することで自然に見えます。
ポイント3(土の環境チェック)
植える場所の環境に注意してみましょう。
日当たりは日向?日陰?
土は乾いてる?湿っぽい?どんな状態?
ボーナストラックは 全体的に土が乾き気味。
また、基礎工事の際の瓦礫などが、たくさん混ざっていたりするため、実はあまり良い環境とは言えません。
↑ 瓦礫の混ざった土
《土壌改良》
掘ってすぐ砕石に当たるような状態の悪い場所は土壌に手を加えます。
↑ 赤玉土
粒が大きいと隙間に空気が入り、土自体の保水力も良くなります。
↑ 赤玉土を炭と混ぜる(赤玉土4炭1)
炭は土壌を豊かにする菌達の住処になります。
↑ 穴を掘り返した土と、混ぜて植え込みます。
みんなで植えると作業もあっという間です。
穴を掘るために剥がした芝も、薄くなっている場所などに補植して、最後に しっかりめのお水やりをして完成となりました。
まだまだ小さなアベリアホープレイズ達ですが、これから成長をして、どんな姿を見せてくれるのかとても楽しみですね。
さらに詳しいお手入れのコツが知りたい方、健康のために朝活を考えている方、植物と触れ合って楽しみたい方には 朝活園藝部オススメです^^
もちろん12月も開催予定です。ご参加お待ちしております〜!
下北線路街園藝部
下北線路街園藝部は、園藝のプロからアマチュアまで多種多様な人が集まりシモキタらしいみどりをつくり、いかし、はぐくむことをテーマに活動しています。活動にご興味があれば気軽にメッセージお待ちしております
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