はじめてのチュウ 楽曲分析
基本的にシンプルなコード進行ですが、ポイントポイントでツボを抑えたコード進行が散りばめられています。
コードはここを参考にしました。
Aメロ
E → A → E
シンプルなサブドミナントの進行とペンタトニックスケール。
ドミナントのような力強さではなく、自分もこのような体験があったかもと親しみを感じさせるような音運びになっています。
Bメロ
G#m → C#m → F# → A6 → B
一転してドキドキ感を表すようなmoll系の響きがきた後に、ドッペルドミナントF#からドミナントBへの定番進行でサビ前の高揚感を出していきます。
サビ
E → G#m → C#m → G#m → A → Am → G#m → C# → F#m7 → B
一番特徴的なところはA → Am → G#mの半音進行を伴うところでしょう。サブドミナントの同主短調Am(準固有和音)への進行がウェットな歌詞と連動して響きます。
そのあとは連続したドミナント進行G#m → C# → F#m7 → Bが溢れる気持ちを表現しています。
まとめ
内省的でウェットな表現と、溢れ出す連続したドミナント進行がバランスよく散りばめられた不屈の名曲でした。