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下鴨ロンド/Shimogamo rondo
ロンドとは
世界人工言語エスペラント(Esperanto)で「円、サークル、小集団、集まり」の意味。
下鴨ロンドは大学や企業・団体に属するものではなく、また特定の思想の元に集まるものでもありません。
活動の理念
"下鴨の街にあること"
"活動の場となる石割邸と所有者である石割家の歴史"
"家を設計・施工したあめりか屋らしさ"
上記3点を尊重しながら、建物の修復・改修・維持管理を行い、 所属や分野を限定せず、他者を尊重する開かれた在野のコモンズを目指し、 学術や文化芸術の学びと交流の場として未来に継承していきます。
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シェアメイト
下鴨ロンドには、シェアメイトとして建築家、研究者、アーティスト、医者、弁護士、会社員など多様な分野の十数名が参加しています。
メンバーが集まって活動するのではなく、各々が自由に石割邸を活用します。
ある人は日中の仕事部屋として、自身の自主ゼミの場として、ある人は京都での滞在拠点として活用しています。
活用方法を決めておらず、これからゆっくり考える人もいます。
他者の居場所を尊重する、ゆるやかなスペースです。
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建物 石割邸
下鴨ロンドの主宰 tomoki honmaが7年前の2016年に散歩中に出会った洋館です。長らく空き家で解体の危機にありましたが、高齢の所有者さんと関係を築きながら、コツコツと掃除や片付けを続け、2023年春より「下鴨ロンド」として動き出しました。
1932年(昭和7年)築。
建築主の石割仁三郎は元彦根病院院長。現在もその子孫が所有している。
設計・施工したのは1923年(大正12年)創業のあめりか屋京都店。
1階に8部屋、2階に4部屋。
レトロ照明器具あり、ステンドグラスあり、泰山タイルっぽい美術タイルあり、マントルピースあり、サンルームあり。
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石割邸の修復・改修
10年以上空き家だったこともあり、室内は空気が淀み、庭は荒れ放題、上水と下水とガスが使えない状態でした。また電気も90年前の建築当時の配線や器具もあり、劣化による安全性に問題がありました。
こうした状態で、2022年7月よりまずはボランティアによる片付け・掃除から始まりました。
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翌年の3月下旬からは清祓式を執り行い、その後は電気ガス水道などの専門業者も入って本格的に修復・改修に向けて動き出しました。
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予算が限られていることもあり、自分たちで直せるところはボランティアを募って自分たちで直していくので、その進捗は非常にゆっくりです。
ゆっくり、少しずつ、丁寧に、教え・教えられながら、進めています。
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noteについて
今後は下鴨ロンドに関わっている人たちが、
下鴨ロンドの活動やそれに参加して感じたこと
石割邸のこと
建物の保存・修繕のこと
下鴨の街のこと
など自由に発信していく予定です。
ご興味をお持ち頂ければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
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