【朗読】顎十郎捕物帳『菊香水』 久生十蘭作 【作業・睡眠用BGM】 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房 オーディオブック AudiobookChannel 2022年3月16日 23:12 ■第十五回「顎十郎、金蔵破りの一味となるお話」 これまで数々の難事件を解決し、大江戸一の御用聞きとまで言われるようになった顎十郎。今回の事件の被害者は、顎十郎ご当人! □久生十蘭の再生リストhttps://bit.ly/3IGqSyC■登場人物仙波阿古十郎……顎が異様に長い。北番所の、例繰方。森川庄兵衛……叔父。吟味方筆頭市中取締方。北番所所属ひょろりの松五郎……神田の御用聞き花世……庄兵衛の一人娘。阿古十郎を顎さんと呼べるただ一人の人。藤波友衛……南番所の並同心千太……藤波の手下溝口雅之進……稲葉能登守の紙のお留守居。小波……顎十郎をもちなす美女■用語集光来……コウライ・他人を敬って、さの来訪をいう語。幸甚……コウジン・このうえもない幸せ。大変ありがたいこと無聊……ブリョウ・退屈なこと染筆……揮毫手交……シュコウ・手渡しすること拝眉……ハイビ・拝顔繻珍……シュチン・帯地、袋物、袈裟などにつかう絹織物前栽……センザイ・草木を植えた庭淡月……タンゲツ・淡くかすんだ月、おぼろ月胴乱……日本古来の小型のかばん。多くは革製。瓦灯口……がとうぐち。かとうぐち。出入口の上部を半円形や櫛形に塗りまわした出入口。馥郁……フクイク・よい香りがただよっているさま。通人……ツウジン・趣味的なことに精通している人婀娜……アダ・色っぽくなまめかしいさま美禄……ビロク・高禄。酒の美称美肴……ビコウ・美味な酒のさかな三太夫……サンダユウ・家令、執事の別称高手小手……タカテコテ・両手を後ろに回して、首から縄をかけ、二の腕から手首まで厳重に縛り上げること有為転変……ウイテンペン・仏語。この世のことは仮に存在していること。常にうつりかわりはかないものである。という意味枯木寒巌……枯れた木と冷たい岩。情味がないこと落莫……ラクバク・物寂しいさま。寂寞。沈考……熟思黙考非違……ヒイ・法に背くこと。違法。口腹……コウフク・口と腹。のみくい。食欲。■もっと久生十蘭墓地展望亭 https://youtu.be/1z6a4QK3Uok母子像 https://youtu.be/28Ypk3Pm8Wk■この動画の目次0:00 とぼけた手紙5:28 数寄屋11:47 有頂天25:43 香聴き #久生十蘭 #朗読 #小説 #顎十郎捕物帳 いいなと思ったら応援しよう! 出版社「丸竹書房」を運営しています。 チップで応援する #小説 #朗読 #久生十蘭 #顎十郎捕物帳