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傲慢は「見下して失礼な態度をとること」

先日、ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」を原作とした
映画「プライドと偏見」(ジョー・ライト監督)を観ながら、
あれっ、これって「高慢」?「傲慢」?と思うシーンがあり、
映画レビューを書いた後、気になっていた。
辞書で調べると、違いははっきりしていたのでスッキリした。
「傲慢」とは「自分が他人よりも優れていると思い、
見下して失礼な態度をとること」
「高慢」とは「他人よりも自分の才能や容姿が優れていると思い、
得意になること」
作品を思い出してみると、あの人の態度は「傲慢」だったし、
あの人の行い、振る舞いは「高慢」だな、と区別ができた。
ただ映画のタイトルは「プライド」となっていて、
その違いは、比較できない。
「プライド」は、人にとって時には必要なものであるし、
「矜持」「尊厳」みたいな感覚で、私は悪いイメージはない。
だから原作の「高慢」を、映画化して「プライド」と直された時、
少しだけ違和感があった。
単語の持つイメージが同じなら、あまり気にならないけれど、
真逆だと、なんとなく「?」マーマが付くんだよなぁ、私の場合。

P.S
あっ「自負と偏見」ってタイトルの書籍も見つけてしまった。(汗)
中国版は「傲慢与偏见(漢英双語)」・・「傲慢」かぁ。(笑)

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